動物と暮らす日々を、動物愛護の観点から綴っていきます。

by AlphaWolfy
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 年子を保護した翌日。消毒薬をいっぱい買い込み、感染はいやだとおっかなびっくりの世話を始めました。だいたい、私が今まで動物に興味がなかったのは、不潔だからです。飼われている猫といえども、外の地面をべたべた歩く。犬は犬で、電柱とか土のあるところで、排泄をする。そういう汚い行為が、非常に不衛生に感じて、そばに寄りたくなかったのです。

 というのに、年子は変な虫をいっぱい体に持っている。

 だけれども、捨てるわけにいかず。(その時は、動物を捨てたら罰金を取られるなんてこと、知りませんでした。知らない人は多くいると思いますね)元気になってもらって、里親を見つけるしかありません。

 紅葉は玄関の上の板の間。年子は玄関の石の上。ダイナ君は病気を持っているため、普通の人より感染に対して弱いので、決して年子には触れないこと、と厳命しました。

 玄関のそばにいくと、年子はケージの中から小さな腕を出して、私の足にちょっかいを出すのです。「誰かな? おかあさんの足にちょっかいを出すのは誰かな? 年ちゃんかな?」といいつつ、玄関の掃除をするのでした。トイレはなんなく覚えてくれたのですが、砂を掻き出してしまうので、お掃除の手間が増えました。蚤とり櫛で毛をすくと、まあ汚い黒いゴミがついていること、ついてくること。三日間くらいせっせとすきました。

 一方、ぶんちゃんは知り合いに片っ端から「仔猫、飼わない?」と尋ねまわっていました。ダイナ君はというと、「年ちゃんを人にあげたらいやだ」と言うのです。汚い猫だというのに、ぶんちゃんは平気で年子に触れて、「おまえはかわいいね。いい子だね」というのでした。それくらい、紅葉の面倒みろよって感じです。

 ある時、紅葉がダンボールの中でローリングをし始めました。私は紅葉を抱き上げましたが、紅葉は珍しくまだ暴れています。私はいつもおとなしくなる紅葉が、激しく暴れるので、大きな声で思わず、「神様、助けてください。紅葉を助けてください」と祈りました。ダイナ君があわてて私のそばにやってきて、一緒に祈ってくれました。紅葉はおとなしくなり、ほっとすると、年子が「にゃあ」と鳴きました。ダイナ君が「年子が大丈夫?って鳴いたよ。年子も家族なんだよ」と言いました。「ダイナ君、年子はおねえちゃんのお友達に渡すことになっているんだよ。」「え? 僕は年子の里親さんが見つからないようにって祈っているのに」「年子にとって、うちで飼われるより、その子の家の方がしあわせならその方がいいでしょう」「でも、年子がいなくなるのはいやだよ」


 ある日、ぶんちゃんを車で学校に迎えに行くと、ぶんちゃんが友達二人を連れてきて、「年子を飼ってもいいという友達が、もう一人の友達と一緒にうちに見にくるって」ということで、車に乗せることになりました。運転しながら、後ろで話しているそのぶんちゃんの友達の会話を聞いていて、この子に年子を渡すのはいやだなと思いました。うち来て、3人で「年子、かわいい~」というのを聞いていましたが、次第にこの子に渡すのはいやだと思い、猫を飼う注意というメモ書きをあわてて書きしるしました。

 毎日ブラッシングする。一月に一回、蚤とりの薬を塗布する。ペットショップで売っている薬はきかないので、動物病院に連れていくこと。一年に一回は予防注射をする。爪きりも長さを見て、まめに行なう。避妊手術をする。室内で飼育する。まだもっと書いたかもしれません。

 それでぶんちゃんの友達が帰るときに、その紙を渡して、「年子はうちにとってもかわいい猫だから、信頼の置ける人にお願いしたい。だから、このメモを読んでできそうにないなと思ったら、断ってくれたらいいから」「はい、わかりました」ぶんちゃんには、「あの子はいやだよ」と言っておきました。ぶんちゃんも「うん、そうかもね」それからしばらくして、「これからバイトをしたいし、家に誰もいない時間が長いので、猫を飼うのはやめるって言ってきた」

 ダイナ君は喜んで、「それじゃ、年子はもううちの子だよね」世帯主も「猫より犬の方がいいんだが。まあ、飼ってもいいけど」どうせ、世帯主が世話するつもりがないのはわかっています。しかし、紅葉のときとは違い、ぶんちゃんが世話できないなら、私が世話する覚悟はできていました。ぶんちゃんも拾ってきた責任を感じたのか、年子には声をかけて、遊んでやったり、抱いてやったりしました。トイレの世話もします。考えようによっては、ぶんちゃんに動物を与えたのが早すぎたのかもしれません。小学生では責任をもてず、高校生になってようやく責任を感じるようになったのでしょう。

 それに比べると、ダイナ君は小学生だったにも関わらず、きちんと亀の世話をしていました。その子供によって、命を預ける適齢期というのがあるのかもしれません。これを見極めることは、非常に難しいですね。私が動物を飼っていて、動物というのは、本当に手間がかかるのだと子供が認識していれば、安易に動物を飼いたいとも言わなかったかもしれません。また、これとこれができるなら、動物は自分でも飼えるのだとわかったかもしれません。いずれにせよ、きちんと世話してもらえなければ、動物が不幸になるのだと理解しておくべきでした。また、世話ができていればいい、というものではなく、一歩進んで、ペットではなく家族となるために、人間が心を配らなければならないということを、知っておくべきでした。

 紅葉、ごめんね。紅葉と同じ思いを、年子にはもうさせないからね。

                   つづく

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2006.08.15(Tue)18:50 |  日記  | コメント : 0 | トラックバック : 0
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Author:お狂
社会人から大学院生となった娘ぶんちゃん(猫担当)と大学を卒業した息子ダイナ君(爬虫類、特に亀と恐竜担当)の母親(犬担当)。
先天性代謝異常メチルマロン酸血症のダイナ君と過ごすうえでの出来事、社会に対して思うことなど、動物愛護とは関係ない日もしばしば。
画像提供:ぱたぱたアニメ館(http//www.pata2.jp/index.html)

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2006年08月15日 (火)
年子の里親探し
練馬区で新しい家族を待っている猫さんがいます。詳しくは記事より。
近況コメント (8/16up) Finetoday
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