今日も今日とて、お狂です。
ごぶさたしておりました。皆、元気でおります。
さて、先だって引越し前にワット君をお世話してくださった方がいたという記事を書きましたけれども、その方がメールをくださいました。何でも、その方がお勤めになっていらっしゃるビルにはいろいろなテナントが入っているということですが、 別の会社の方からお声をかけられたと。
「最近、白い猫、見ませんねえ」
それで、私にメールをくださった方は、ワット君が岡山に連れていかれたということをお知らせしたらしいのです。そしたら、お相手は、ご自分のスクーターの座席によくワット君が座っていた、ということをおしゃったらしいです。
ワット君が自分のスクーターの座席に座っていた。それを追い払わずに、黙ってそのままにしてくださっていた。なんとも心暖まるじゃないですか。
ワット君はダイナ君が大好きで、朝起きてきて、ダイナ君がおかゆを食べていると、必ず、膝の上に乗ってきます。リビングで勉強したり、DVDなど見ていると、つまりとにかくダイナ君が座っていると、必ず膝の上に乗ってきますが、ダイナ君が寝転がっているとどうするかといいますと。
この画像のようにまず様子見をして、そして、体の上に乗ってきます。背中に乗るんじゃないですよ。足の方です。ダイナ君はダイナ君で、お昼ねするときには、ワット君を自分の部屋に連れていって、腕枕をしてあげるのだそうです。仲良くなったもんですね。
野良猫さんは多くの場合、人間を警戒します。人がよってくると逃げますし、険しい顔をしています。しかし、ワット君は多くの方々の善意の中でいたので、人が好きな猫さんとなりました。そういう意味では、ワット君は多くの方々の優しさの中にいた猫さんということになります。
が、しかし!! こういう場合はまれです。どうぞ、ワット君をかわいがってくださった方々で構成されているようなコミュニティなどないと、お考えください。野良猫さんは、悲惨な生活をしているのです。
40頭を救いたいと始まった「ねりま猫」ですが、最後の1匹となりました。東京都練馬区の一件の家で、多頭飼い崩壊があったのは、昨年八月。ボランティアさんたちは本当によくやってくださいました。
最後の永遠(とわ)ちゃんは、性格的にシャイな猫さんのようで、犬さんのいるようなご家庭は無理のようです。また多頭飼 いもご遠慮したいとのことです。「最後の最後までよろしくお願い申しあげます」というのは、ご存知、選挙活動最終日の台詞ですが、どうぞ、皆様、最後のご協力をお願いいたします。
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2009.05.22(Fri)01:16 |
日記
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今日も今日とて、お狂です。
私、ちょっと疲れております。といいますのも、ダイナ君の点滴ですね。一時、週に二回となっておったのですが、今週より週に三回となりました。それでご存知の通り、車でうろうろですわ。今日、友達からメールが来まして、「昼間、お電話したんだけど、いなかったみたいね」おりません。ダイナ君は大学の授業が前期は比較的、楽なんです。それで、昼過ぎに帰ってきたり、三時に帰ってきたりするのですが、当然、送り迎えをして、病院にも連れていって、となっておりますから、家にあまりおりません。となりますと、不良主婦のお狂は、ますます、家の中を荒れさせてしまうわけでして。
まあ、それはいいのですが、うちには猫が四匹おります。最初の猫はぶんちゃんが高校二年のときに、下校時に連れて帰った年子です。この子はうちの家で、唯一の(半)長毛なんです。ぶんちゃんのお気に入り。次に来たのが、助三郎ですが、こいつは、無鉄砲なことに、自分より二倍くらい大きいワット君にちょっかいを出すんです。ワット君はおとなしい猫さんですので、好んで喧嘩したりしませんが、あまりにも助ちゃんが手を出すので、いつもにらみ合っております。
そして、町子はミニストップで保護しました。ワット君のおかげで、ダイナ君の膝の上をとられております。しかし、冷蔵庫の上を指定席として、まったりしております。まったりじゃないときもありますけどね。そして、助ちゃんと仲が良いので、二匹がよりそって寝ていたりします。
そこにやってきたワット君ですが、この子は本当に寝ることが好きでして、しかも、人間と一緒に寝ることが好きなようです。まず、座っている人のとなりにやってきます。そして、座っておるのですが、そのうち、足にぴたっとくっついて香箱座りをします。それから、膝の上によっこらせと乗ってくるのです。ダイナ君はもうワット君と仲良しなので、この手順を踏まずに、最初から膝に乗ってきます。ダイナ君が寝ているときは、となりで寝るのですが、なんとなく、人の体に手を(前足か)をかけて寝ます。正直、本当に野良猫なんだろうかと思ってしますのですけれどもねえ。
だいたい、ダイナ君は日付が変わるころ寝ますが、寝るときには、猫さんは皆ケージの中にいれます。高い本箱の上に避難しているのは年子です。
「ねえちゃん、寝るぞ」
と、下から声をかけるダイナ君。「ねえちゃん」なんて普段は言わないのですが、ふと独り言を言っております。
「ねえちゃんって、年でもないよな。もういい大人だし。してみると、ワット君は親父だよ。親父が僕の膝の上で気持ちよさそうに寝ているっていうのは、なんか興ざめだなあ」
新しい家族を募集しています。二匹の犬さんです。北海道のみのさん経由で、保護主様になられた方のブログから詳細をご覧になれます。
2009.05.12(Tue)01:03 |
日記
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今日も今日とて、お狂です。
長い休日となっておりますが、皆様、いかがお過ごしでいらっしゃいますかな。 こちら、ワット君ですが、ピアノの横の正座椅子の上に鎮座しております。そのとき、うちにお客人が。大阪から来られた同じ病気のお子さんがいらっしゃるご一家です。私のブログをご覧くださったのか、おかあさまがうちのリビングにお入りになるなり、
「ワット君!」
と声をあげておられました。ダイナ君の病気先天性代謝異常メチルマロン酸血症は、症例数が少ないとお知らせしたと思いますが、実は、同じ病気のお子さんにお会いするのは、このお子さんで二人めです。私はあまり積極的に患者さんに会いに行こうとは思わないので、本日いらっしゃったお子さんが今現在、同じ病気で会話できる唯一のお子さんなんですね。
一人めのお子さんは、ダイナ君より一歳年上でした。十年以上前に天に帰ってしまいました。ダイナ君は香川県では二例目の患者でしたが、そのお子さんは初の患者さんだったんです。既に障害をお持ちでした。そのお子さんが天に帰る前に、ご主人のお仕事の関係で近畿地方にお引越しされました。突然、天に帰りましたという封書が来たときには、愕然としました。そして、その後、次のお子さんがお生まれになりましたが、この病気は遺伝ということで、羊水検査されたそうです。そして、病気でないとわかるまで、妊娠したと誰にも言わなかったと後からお電話で聞かされました。
今、ダイナ君は元気そうにしていますが、腎臓の検査値が悪く、安静にしておくようにと言われました。それで、DVDを毎日親子で見ておりました。私はご存知のように、テレビとか映画とかもちろんDVDもあまり観ません。時間をとられるからです。浮世離れしたお話を見せられても、なんかなあと思いますしねえ。
まあ、それはさておき、同じ病気のかわいいお客様が来られました。小学一年生の男の子と二歳年上のおねえちゃん。それから当然、おとうさんとおかあさんが車を運転して遊びに来られました。その渋滞たるや、生半可のものではないということで、「ああ、よかった、じっとしていて」などという感想(半ば自虐的)をもらしたのでした。
小学校に入るにあたって、なかなか大変だったということです。病気の子供とか障害児が普通に学校生活をおくろうとしたとき、まず学校が受け入れてくれるか。これは大きなことです。皆様、ご存知だと思いますが、ダウン症のお子さんの中には、刺激を与えると能力がどんどん伸びていくお子さんがいらっしゃるそうです。そして、実は、病気の子供や障害児と一緒に学校生活を送りますと、健常児もまた多角的に人と接することを覚えてくれるのですが、残念ながら積極的に受け入れましょう、と言ってくださる学校はありません。
私もまず教育委員会の教育相談を受け、本人を見せて、「元気そうですね」という一言を教育委員会の方に言っていただき、小学校の面接で、校長先生に「学校生活において、いのちに関わるような問題に発展する可能性はないんでしょうか?」と問われて、「ありません」とはっきりと応える。そこまでしないと、受け入れていただけませんでした。
わからないでもありません。学校教諭の無知のために、いのちを落とした、などということになったら困ると思われるのも。ですけれども、ダイナ君の小学校では障害児教育においては伝統のある学校だったために、良い環境で六年間をおくることができました。先生がたに、同級生の方々に感謝しております。
このかわいいお客様がどんな六年間をおくるのか。どんな六年間をおくるとしても、おかあさまのご負担は健常児のお子さんに比べると大きなものがありますが、神様が守り、祝福してくださいますようにと祈らずにはいられません。そして、おねえちゃんが精神的に不安定になったりしませんように。おとうさまがこのご家庭をおおらかに支えてくださいますように。
ダイナ君は最後の学生生活四年間を過ごそうとしておりますが、おそらく親としての思いは小学校に入学されたお子さんのおかあさまと何もかわりません。
「この学校にきてよかった」
子供たちがそう思える時間でありますように。
40頭を救いたいと始まった「ねりま猫」ですが、最後の1匹となりました。東京都練馬区の一件の家で、多頭飼い崩壊があったのは、昨年八月。ボランティアさんたちは本当によくやってくださいました。
最後の永遠(とわ)ちゃんは、性格的にシャイな猫さんのようで、犬さんのいるような
2009.05.04(Mon)19:51 |
日記
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動物愛護(になってないかも)日記
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Author:お狂
社会人から大学院生となった娘ぶんちゃん(猫担当)と大学を卒業した息子ダイナ君(爬虫類、特に亀と恐竜担当)の母親(犬担当)。 先天性代謝異常メチルマロン酸血症のダイナ君と過ごすうえでの出来事、社会に対して思うことなど、動物愛護とは関係ない日もしばしば。 画像提供:ぱたぱたアニメ館(http//www.pata2.jp/index.html)
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