動物と暮らす日々を、動物愛護の観点から綴っていきます。

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 今日も今日とて、お狂です。

 今日はですね、なぜか、世帯主もぶんちゃんも家におります。なぜかというと、大阪にレッドホット・チリ・ペッパーズのコンサートに行く予定だったのですね、この二人。ところでです。二日前に「アンソニー病気のため、コンサート延期」というお知らせが。お狂の怒りが天に通じた、いや、あわわ、「ダイナ君が入院しているときにいいかげんにせ~よ、こいつら」と思ったわけではありませんよ。でも、ぶんちゃんは、「コンサート行くの、やめようか」という優しいところがありましたね。世帯主? ふん。

 で、朝からぶんちゃんと世帯主はダイナ君の病院へ。私が昼から行きますと、血液は-4になっていました。-15から一日でもどっても-10くらいだろうと思っていたのですが、よくここまでもどったなあ。ふんふんと良い気分で、ダイナ君は地下の散髪屋さんで坊主にしてもらいました。点滴をつけて車椅子で行ってきたのですけどね。別に歩けたのですが、点滴がついているので用心のため。

 夕方には、ダイナ君の高校にダイナ君の荷物を取りに行きました。先生に病気の状態をお知らせして、帰宅。夕食を食べたら、ぶんちゃんが「おかあさん、ダイナのところに行くよ」行くよって、車の運転するのは私。病院に行きますと、ダイナ君が私に検査データを渡し、「先生がおかあさんとお話ししたいって」検査データを見つつ、「こりゃ、お話ししたいわな」と思いつつ、ナースステーションへ。

 腎臓の値が非常に悪くなっていました。そして、今までそんなことは一度もありませんでしたが、肝臓の値も悪くなっています。頭を抱えこみつつ、先生は何を話すのかな。だいたいわかっていますが。教授ではなくて、病棟の主治医の先生はお若いです。それでも移植の話をしました。

 大学に行くまで待っていられないかも。ダイナ君は元気にしているのに、非常に腎臓の値が悪くなっています。そして、移植の話を具体的にしていきます。腎臓を移植しても、新しい腎臓は肝臓が治っているわけではないから、十五年から二十年で悪くなりますと言われました。「となると、先生、また移植」「そうですね。だから、なるべく遅く移植したいんですけどね。そうも言っていられないかも」

 世帯主は来年五十歳です。しかし、定年まではまだまだ時間があります。腎臓を一つとる。何か病気が出るかもしれない。世帯主、入院。生活費、どうなる? ぶんちゃんから一つ腎臓をとる。腎不全になって、ぶんちゃん、病人に。病気のぶんちゃんと誰が結婚したい? お狂の腎臓を一つとる。ウイルスがあるかも。ダイナ君、移植後、炎症をおこすかも。

 腎臓を一つとる、ではなく、二十年後にまた一つ、つまり二つ。

 病室に帰って、ダイナ君に「移植をね、早くやらないといけないかもしれない」真っ青になるダイナ君。ぶんちゃんが、「ダイナ、○○先生に電話して、祈ってもらいな。気持ちが落ち着くよ。話せばそれだけで落ち着くよ」ダイナ君、携帯を持って、食堂へ。私も一緒にいきます。「どういえばいいの?」「自分の今の気持ちをいいなさい」ダイナ君、電話口に出てきた牧師の先生に、「移植をしないといけないかもしれません」それからしばし沈黙。先生がダイナ君のために祈ってくれています。私に代わって、検査値の説明を。「祈るしかありませんね」「はい、そうですね」

 ダイナ君、病室に帰って泣きました。「一緒に寝ようか。ぶんちゃんを家に連れて帰ったら、また来るよ」「いいよ。おかあさん、帰って。いいから。大丈夫」「おかあさん、ダイナは一人になりたいんだよ」「そうか。夜中でもいいから、そばにいてほしかったら、電話してきなさい。ぶんちゃん、帰るよ」変な顔のぶんちゃん。「あれ、ぶんちゃん、帰らないの?」「私、泊まる」「おねえちゃんも帰って」「そうか、ダイナは私のことが嫌いなのかよ」「はいはい、帰るよ」

 幸いなことに、ナースステーションには、同じ教会に行っている小児科の若い先生が。「先生、ダイナね、移植の話を聞いて、泣いたの。暇だったらのぞいてね」「あ、そうなんですか。わかりました。行きますからね」この先生、ダイナ君が入院してから見なかったので、ぶんちゃんと二人で「飛ばされたのかな」と言っていましたが、インフルエンザでずっとお休みしていたとのこと。神様、タイムリーにこの先生を復帰させてくださったのですね。まだどうなるかわかりません。それに、ダイナ君はともかく私はあまり深く考えていません。

 昨夜、ダイナ君と同じ病気の方々が作った会の掲示板に私が「腎臓移植をした方、いらっしゃいますか」と書き込んだら、お優しい返答が二、三ありました。その中には、つい最近、お子様を亡くされたお母様もいて、そのお母様が命の受け渡しをなさろうとしていらっしゃることを、別のお母様がお知らせくださいました。ダイナ君に命を受け渡そうとしてらっしゃる。そのお子様の命は無駄ではなくなります。

 人間の命には、長い、短いはあっても限りがあります。私が天に帰るとき、命の受け渡しができるでしょうか? 受け渡しができればなと願います。それで私はアイバンクに登録しているのです。有形、無形で受け渡される命。いろいろな受け渡し方があります。人間、無駄に生きてはいけない。長い、短いは関係ありません。そして、最期には、総括されるのです。

 ここから先は言葉をつなげても、無意味でしょう。紅葉の命が格之進を救ったように、どの命も受け渡しながら未来へと続いていきますように。
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2007.03.19(Mon)00:57 |  日記  | コメント : 6 | トラックバック : 0

言葉もないってこのことですか。どう言えばいいのかな。解りません。受け渡しとはドナーがいるってことでしょうか。たんたんと書かれているから解らないのかも、何かすごいことなんですね。

2007.03.20(Tue)23:11 | みゆき楽団みゆき #ulujXjxo | URL [ 編集 ]
お狂さん、こんばんは。。。
何回も読んでいるのだけど、何も書けずにいます。
私が何か書いても安っぽい気がして申し訳なくて。。。。
でも、いつもちゃんと見てますよ!!!!!

2007.03.20(Tue)23:59 | ねこつかい #- | URL [ 編集 ]
みゆきさま
すみません。
そうではないんですよ。
生体間移植では、ドナーは身内でないとできませんので。
ダイナ君と同じ病気が亡くなったお子さん、
そのお子さんの病歴とか、医療従事者の経験とかを
ダイナ君の先生に役立てていただきたいとお申し出です。
もちろん私に情報がきたのではなく、
「こちらの先生に教授からお尋ねになってください」ということなんですけどね。

2007.03.21(Wed)00:00 | お狂 #- | URL [ 編集 ]
ねこつかいさま
そうでうよね。
動物愛護ブログに身内ねた書くなよって、
自分でも思わずつっこみたくなりますねえ。
でも、人間も動物もいのちを扱う問題という点では
同じかなと思いますね。
どちらが重たいかなどとは考えることではなく、
動物に対する思いと人間に対する思いと、
共通項が多いですからね。
で、ちょっと書いてみました。

2007.03.21(Wed)00:02 | お狂 #- | URL [ 編集 ]
違うんですよ!
無知で文才のない私がつまらないことを書いても何にもならない気がして。。。。自己嫌悪。。?!
もうちょっとまともな事が書ければいいのですが。。。。
でも、お狂さん!まったく他人事とは思ってはいないのですよ。人間、生きていればいつ何が誰の身に起こるかわからないことがあるってことは私自信もよくわかっていますからね。。。

2007.03.21(Wed)01:06 | ねこつかい #- | URL [ 編集 ]
ねこつかいさま
わかってますよ。
そんな意味じゃないってこと。
ねこつかいさんが、おやさしい方であること、
わかってます。
身内ねたを書くのはどうかなとちょっと逡巡があったもので。
こういう記事を書いても、みなさん、コメントに書き込みたい気持ちにはなりませんよね。
困った気持ちにおなりになるだろうなと
わかってるんですが。
でも、まあそれでも書いておくか。
動物愛護ねたがないのなら、許されるか、
などと思っているのでした。
ねこつかいさん、それでも思い切って書き込んでくださってありがとうございました。

2007.03.21(Wed)01:10 | お狂 #- | URL [ 編集 ]
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Author:お狂
社会人から大学院生となった娘ぶんちゃん(猫担当)と大学を卒業した息子ダイナ君(爬虫類、特に亀と恐竜担当)の母親(犬担当)。
先天性代謝異常メチルマロン酸血症のダイナ君と過ごすうえでの出来事、社会に対して思うことなど、動物愛護とは関係ない日もしばしば。
画像提供:ぱたぱたアニメ館(http//www.pata2.jp/index.html)

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  • 00時57分48秒
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