動物と暮らす日々を、動物愛護の観点から綴っていきます。

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 今日も今日とて、お狂です。

 昨日、ニュースを見ていました。ドイツの動物園で母親がいないためか、母親の育児放棄かちょっとよくわからなかったのですが、人間によって育てられた白熊の赤ちゃんの一般公開があったそうです。とてもかわいい白熊さんで、飼育係の方の後ろを追っかけていましたね。ところが、動物愛護団体は安楽死を求めているとのこと。実際にこの白熊さんと同じことが、どこぞの動物園であったそうですが、やはり動物愛護団体が安楽死を求め、裁判所は安楽死を許可したそうです。ところが、今度は市民の猛反対にあって、安楽死させずにすみそうということなのですが。

 すみません、このニュース、途中から見たわけでもないのですが、いまいち詳しく報道されていなくて、見切り発車で報道されたのではと思うのですが、不可解な部分が多い。

 まず、どうして動物愛護団体は安楽死を求めているのか。人間が育てるのはよくないらしいのですが、何がどうよくないのかよくわからない。それがよくなかったら、どうして安楽死につながるのかこれまたよくわからない。先例として安楽死させられた白熊の赤ちゃん、それのときはどう議論されたのか。わからないので、うかつなことは書けないのですが。

 いろいろ考えつつ、私はふと最近の日本の子供の戸籍問題とオーバーラップしてしまったのですね。ご存知でしょうか? ひとつは、女性は離婚後六ヶ月は結婚できない。長い間別居していて、別に結婚したい男性ができた。妊娠してしまい、ようやく離婚に応じてもらって、予定日は離婚後六ヶ月過ぎた頃。ところが、早産だったと。そのまま出生届を出せば、先夫の子供となるので、実際のおとうさんと違うことになる。どうしていいかわからないまま、戸籍がないままのお子さん。

 もう一つの戸籍問題は、向井亜紀さんですね。ご存知、代理母です。これについては、私はあまり良い印象を持っていません。あるとき、ダイナ君のことをいつも祈ってくださっている牧師の先生とお電話でたまたまこのお話になって、私は「あれは間違ってますよね」「そうですか?」「え!? 間違ってませんか?」「でも、子供はもう生まれてますよね」「そうです。いじめられなければいいなと思いますけど」「そうですよ。子供のことを一番に考えてあげなければなりませんね」

 この牧師の先生は、非常に実際的に物事をお考えになる方なんです。そこにいたるまでの過程、その方の葛藤ということについて理解をお示しになる方なんです。離婚に対しても理解があります。実は、この先生と出会ってから、私は人の痛みとか弱さを理解しようと思うようになりました。それまでの私は聖書でいうところの律法主義。聖書に「これはしてはならない」と書いてあるからしてはならない。「こうしなさい」と書いてあるからこうしないといけない。これは旧約聖書でいうところの律法主義といいます。

 これを非難されたのが、イエス様だったのです。イエス様は旧約聖書で「働いてはいけない」という安息日に、病気の方を癒したのです。それを見たユダヤ教の学者さんたちが「どうしてやってはいけないことをするのか」と責めるのです。「今までこの人はずっと苦しんでいた。ようやく今日解放されたのに、どうして責めるのか。家畜が安息日に井戸の中に落ち込んだら、助けないのか」ということをイエス様は言われるのです。

 私が向井さんのしたことを間違っていると思うこと。これは律法主義でしょう。私には子供がいる。自分で二人も生んでいる。生んでいない人間の苦しみとか悩みがわかるわけはない。と、思いつつも、なんかやり方はいやかなと感じてはいるのですけどね。しかし、やり方がどうであろうと、問題は間違っているとかいないとかではないのです。

 現に、子供は生まれてきている。これが一番大切なことなのです。最初の白熊の赤ちゃん。私がおかしいなあと思ったことは、白熊の赤ちゃんは生きていて、どうしてわざわざ安楽死させないといけないのか。生かせてあげることをどうして考えてあげないのか。情報がありませんので、私の書いていることは的はずれになる可能性はありますが、生きていくことが困難ならわかりますが、元気に楽しそうに歩き回っている白熊さんを、どうして殺さなければならないのか。

 戸籍のないお子さんがいる。もう学校に通っているのです。その子がなにをしたというのでしょうか。離婚が成立するまで子供を作ることを待てなかったご両親が悪いというのでしょうか。しかし、もう生まれて、生活しているのです。

 静岡県伊東市でのペット禁止の市営住宅に生活保護の方がペットを飼っている。この細かなことについては割愛しますが、ペットを処分するか、住宅を出ていくか、二者択一を行政が迫っているといいます。生活保護を受けるためには、ペット可住宅に高い家賃を払うわけにはいかないのです。また、払えません。「ここなら飼ってもいいと言われた」「そんなことは言っていない」というやりとりもあったと言いますが、ペットは現に生きているのです。ペット禁止住宅でペットを飼ったことは悪いけれども、ペットに罪があるわけではない。これもまたいのちです。

 法治国家は法律に反すれば悪で、反していなければ善なのかもしれません。しかしながら、現にいのちは今を生きています。何千年も前のギリシアのソフィストたちも、法律に苦しんだことが多かったのでしょう、昔から、「誰のための法律なのか」「法律として成立していれば、悪いものでも従わなければならないのか」という論争はありました。

 普段はどうってことなく生きています。しかし、法治国家でいると、何かがおこったときに、目の前に法律が立ちはだかることとなります。

 しかし、どんなときでもまずいのち。そうであってほしいと願います。それでは法律の意味がないといわれるかもしれません。法律に泣く人がいて、どうしていいのか。法律にいのちをないがしろにされて、それでいいのか。そんな思いがします。もちろん、女性特有のセンチメンタリズムといわれることは覚悟しています。でも、弱さや苦しみを感じて生きていけないならば、人間ではないでしょう。

 すべてのいのちの上に平安があること。それが私の願いですから。
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2007.03.28(Wed)23:18 |  日記  | コメント : 2 | トラックバック : 0

伊東市のペットさん、どうなっちゃうんでしょう。
処分=殺す、と飼い主さんが思ってしまわなければよいと思いました。
「里親さん探しをする道」もあるんだ、って、誰か教えてあげてればいいなぁ。
責め立てられて混乱してると思いつかない場合もありますから。
役所もイキナリ「処分」なんて言わないで命を奪わない方法を提示すればいいものを。
いずれどれかの選択をしなければいけないんだろうけど、
私がその方の立場だったらどんな決断をするんだろう。引っ越す?里親探し?
でもかわいがって家族となっている動物を手放すのも身を切られるような辛さだ。
いつも思うんです。「命」の話を考えるたび。
白熊ちゃん(母くまさんの育児放棄だそうです)のお話も。
どうして、人間はほかの命の優劣や生き死にを決めていい、って勘違いする人がいるんでしょうか。
命の重さは同じですよね。
だからお狂さんのおっしゃるとおりだと思います。
生きているもの全ては、よりよく生き続けるの権利が・・・
権利?「権利」っていうとわざわざ主張しなくちゃ認められないみたいだなぁ。
もとい、生きているもの全ては、生き続けるのがあたりまえ、と思います。

2007.03.29(Thu)19:03 | 「はたらくネコ。」の同居人 #- | URL [ 編集 ]
「はたらくネコ。」の同居人さま
行政のやることが短絡的だなと思うのは、
一つ守るためには、可能性を模索することなく、
あとは排除という姿勢ですね。
「なんとかしてあげたい」と思うことがないのかといつも思いますね。

聖書を読んで思うのは、人間には理性がありますし、分別もあります。
だからこそ、理性や知識のない生き物を
きちんと守っていかねばならないということです。
守る側になってくださいよ。
自分の立場ではなく、物いわぬ命を。
環境を、未来を。

2007.03.29(Thu)22:27 | お狂 #- | URL [ 編集 ]
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Author:お狂
社会人から大学院生となった娘ぶんちゃん(猫担当)と大学を卒業した息子ダイナ君(爬虫類、特に亀と恐竜担当)の母親(犬担当)。
先天性代謝異常メチルマロン酸血症のダイナ君と過ごすうえでの出来事、社会に対して思うことなど、動物愛護とは関係ない日もしばしば。
画像提供:ぱたぱたアニメ館(http//www.pata2.jp/index.html)

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  • 2007年03月28日 (水)
  • 23時18分46秒
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