動物と暮らす日々を、動物愛護の観点から綴っていきます。

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 今日も今日とて、お狂です。

 昨日のインターフェロンに続き、お馴染みのステロイドと参りましょう。人間の医療でも、ステロイドが特効薬のように取り上げられていたことがありましたね。注射どころか、軟膏の形でも投与されます。が、もてはやされた後、危ないという警鐘記事が出るようになりました。その昔、私の薬剤師の知り合いは言っていましたね。「薬の副作用がはっきりするまで、十年かかる」本当かどうかは知りませんが、タミフルを見ていてもわかりますけど、副作用が出揃うには半年や一年では無理でしょう。

 動物病院では「ステロイド」と言われずに投与されることがあるようです。「解熱剤」「痛み止め」「消炎剤」「咳止め」「かゆみ止め」「食欲増進」猫エイズではどのような目的が投与されるか。口内炎のために、食べられない。痛み止めとして、一月に一回くらいの投与を基準としているようです。だんたん効かなくなります。口内炎自体も悪化していきます。ということは、免疫の衰えを制止するような役割はないのですね。それはそうです。人間では癌治療に「免疫抑制剤」として投与されていますからね。

 副作用は吐き気、貧血、倦怠感、骨粗しょう症、皮膚炎、血行不良、脱毛、血糖値の上昇、これはどうしてか知りませんが、食欲がなくなることもあれば、増大することもあるそうです。ステロイドと聞くと、「強い薬」効き目もあるけど、副作用も強いというイメージが私にはあります。

 口内炎を抑えて、食べられるようにするためにステロイドを投与するけれども、免疫は抑えられますから、エイズウイルスは活発になりますよね。素人が考えてもわかります。そして、インターフェロンが肝臓に負担がかかると書きましたが、ステロイドもまた他の臓器に負担がかかります。二年以上継続して使うと、「医原性糖尿病」「ステロイド性腎症」つまりは慢性腎不全になるらしいです。これもまた発症すると治療が難しい病気とされています。なぜに糖尿病になるかといいますと、ステロイドは肝臓で糖の生産を高める働きがあるため、血糖値が高くなっていくというのですね。

 免疫は落ちる、他の慢性疾患は併発する。それでもステロイドを投与するのは、食べられるようになるため。長期投与ですから、極端な話、慢性疾患になる前に、猫エイズの決着がついていると見ているのかもしれません。

 しかもまだ副作用はあります。これがおそろしいことに、ステロイドは投与をやめても、長時間体内に残留して、内分泌系ホルモンのバランスを崩していくそうです。血液生産も体内の造血ホルモンが働いているから。骨髄で血液を生産していますが、ステロイドが造血ホルモンを抑えるために、貧血も進行していきます。というわけで、ステロイドがこわいからやめようと中止しても、免疫はなかなか正常にもどらない。ステロイドを投与していない猫さんに比べると、よくなっていくのに時間がかかるというやっかいなものです。

 インターフェロンにしても、ステロイドにしても、これだけ副作用があるのにどうして投与するのか。目の前で苦しんでいる猫さんにしてあげられることを考えたときに、動物病院ではこれしかできることがないのでしょう。これは飼い主さんの判断ですが、「どうせ副作用で苦しむようになるなら、投与はしません」ということもできますが、副作用のことを知らない飼い主さんは獣医さんがやってくださることを黙って信頼してみるしかないでしょう。また、獣医さんにしても、副作用を知っている飼い主さんにしても、今日、とりあえず食べることができたら、明日病気は改善するかもしれないと希望的観測を持つ方もいらっしゃるでしょう。この辺りの兼ね合いは非常に難しいと思います。見るに見かねて一回ステロイドを投与する。次第に悪くなっていくなら、どこで投与を中止するか。最初から投与しなければ、ここまで苦しくなかったかもしれない。知識があったとしても、飼い主にとっては逡巡する材料が増えるだけかもしれません。人が神でない由縁。未来がわからない状態で、現在決断することは、非常に難しいです。

 ですが、別の方法があります。動物病院で投与される薬は与えないで、免疫を上げるという方法です。これについては、明日の抗生物質の記事の後、現在わかっていることを書いていきたいと思います。もちろんオールマイティーではありません。必ず大丈夫という方法ではありません。

 ステロイド投与のご経験のおありになる方(ない方も)、コメントをお待ちしております。

 
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2007.05.25(Fri)23:53 |  日記  | コメント : 18 | トラックバック : 0

猫でも人でも、投薬は極力避けたいものですね。
しかし、猫エイズ発症となるとちょと違うかもしれませんね。完璧な特効薬が無い以上、目の前に出てしまった症状を和らげる事しかできないようにも思えますし。
難しい問題ですね。

2007.05.26(Sat)01:55 | 順梟 #- | URL [ 編集 ]
順梟さま
そうですね。
猫エイズはアメリカでは2002年に予防接種が始まったはずなのですが、
その後どうなったのだろう。
日本にはなぜ入ってこなかったのでしょうか?
野良猫さんの場合は予防できませんからね。
医療の現場はいつでも発展途上ですから、
期待もあるのですけどね。

2007.05.26(Sat)02:06 | お狂 #- | URL [ 編集 ]
人間情報であるから参考にならないか。奥さんのガン治療で使われていました。抗がん剤治療の苦しみは見ていられない、これを抑制していたみたいだ。今は排泄の不具合から来る粘膜の炎症のために軟膏を使っている。特効薬のように効く時期は過ぎて量も増えるし、腎臓の不全もでています。西洋医学で言う薬は全てこういったものなんですね。

2007.05.26(Sat)07:00 | みゆき楽団みゆき #ulujXjxo | URL [ 編集 ]
みゆきさま
奥様、いろいろとご苦労なさってますね。
奥様もそうでしょうし、他の方も、犬さんも猫さんもそうだと思います。
使わざるを得ないという現実です。
これから目を背けるわけにはいかないとも思います。
悪いことはわかっていますが、
より悪くない方を選択するとしたら、
これほどつらい選択はないですね。
その選択には責任がつきまといますし、
不安も常におありになるでしょう。
なんとかならないのかと思いながらも、
どうすることもできない、
祈るしかできないという思いです。

2007.05.26(Sat)08:41 | お狂 #- | URL [ 編集 ]
もし愛猫になにかがあったとき・・・
そのとき 最善を尽くせるか あとで後悔することがないようにいろいろ知っておかなきゃいけないことがあると思いました。
私たちは病院を信じるしかないし 病院以外の方法を取ったとしても それはそれで後悔するのではないか?と心配になります。
これからももっと色々な知識を身につけ 後悔のないよう愛猫と暮らして生きたいと思いました。

2007.05.26(Sat)14:49 | ぴんぐ #- | URL [ 編集 ]
ぴんぐさま
私はきっかけは、猫エイズキャリアの猫さんの里親を探すのに、
無責任ではいけないから、発症しないためにはこうやったらいいですよ、
発症したら、対処方法はこれですと提示できたらなと思って調べ始めたのですが、
そんな簡単なものではないですし、
それよりも、医療の限界を知るというのでしょうか。
人間でも、どうしようもありません、ということがありますよね。
そういうときに、どんな選択肢があるかということを、
今考えさせられました。
選択肢ももっと多く欲しい。
納得できるような選択がしたい。
そんな気持ちはありますね。

2007.05.26(Sat)20:13 | お狂 #- | URL [ 編集 ]
いつも詳細な情報ありがとうございます。
つい病院の言うことを鵜呑みにしてしまいます、人間も猫も。
西洋医学と東洋医学では病気に対するアプローチの仕方が全然違いますよね。刷り込みのように西洋医学が全て正しいと思いがちな自分の考えをあらためなくては、と思います。


2007.05.26(Sat)22:50 | にゃん吉ママ #- | URL [ 編集 ]
私、最近インタ-ネットとかで調べたのを印刷して、病院に持参して先生に説明してもらったりしています。
先生も怒ることなく、解り易く説明してくれるんです。
ペコちゃんの副作用のきつい薬も相談しながら少しずつ量を減らしていくことにしました。
こちらが興味を持っていることがわかると、先生もそれに対応してくれようとしてくださって助かります。


2007.05.27(Sun)00:14 | ねこつかい #- | URL [ 編集 ]
にゃん吉ママさま
基本的に副作用のない薬はないですね。
漢方でも副作用のあるのがあるといいます。
何を身体に入れようとしているのか。
お医者さんたちもそれは責任問題なんですが、
結構お気楽な診察で、適当に投与されてるとしたら、
ちょっとこわいですよね。

2007.05.27(Sun)01:51 | お狂 #- | URL [ 編集 ]
ねこつかいさま
ぺこちゃんの主治医の先生は、
獣医の鑑ですね。
患者の疑問に答えてくれ、
飼い主の希望を聞いてくれる。
本来、そうしたものなのでしょうが、
そうでないことが多いですね。


2007.05.27(Sun)01:52 | お狂 #- | URL [ 編集 ]
うちのはチビの時に膀胱炎になりまして、その際ステロイドを注射しました。
やはり副作用が気になったのでその旨伝えると、先生は「無い訳ではないが、猫は比較的ステロイドに強いから」と仰いました。
でも帰ってきてから丸一日近くはぐったりしてましたね。
無論個体差はあるのでしょうけども。
事前にこういった症状が出るかもというのを幾つか伺ってましたので然程慌てはしませんでしたが、やっぱり怖いなと思いましたし、今後は出来るだけ使いたくないなとも思いました。

個人的には、インターフェロンも出来れば使いたくないですが、ケースバイケースというか、凄い風邪っぴきの仔猫を保護したら迷わず使うと思いますし、またパルボなどでもそうすると思います。
私はキャリアの子と暮らした経験はありませんが、今後迎えたとしたらまずサプリや漢方を用いるつもりでいます。
お狂さんの仰るとおり免疫向上の為、そして口内炎等その折々の対処の為ですね。
ただ発症した場合は…正直言ってわかりません。
その時それしかないのなら、選ばざるを得ないかもしれません。
後々大変なのはわかっているけれど、今はとにかく辛いのをなんとかしてやりたい。
そう思ってしまうような気がします。
本当にもっと選択肢が増えてほしいです。

猫エイズのワクチンは確かあまり効果が認められなかったと以前目にした記憶がありますが…。
これも出来たら出来たでまた副作用が気になるところではありますが、接種するしないは別として、ワクチンとして成り立って欲しいなとは思います。
キャリアの猫さんのおうち探しが少しでも楽になるかもしれませんから。

2007.05.27(Sun)02:11 | myamo #TRL3c4kQ | URL [ 編集 ]
myamoさま
なるほど、ステロイドはやはり副作用が大きいようですね。
小さければ、小さいほど、年とっていれば、年とっているほど、
危険性が大きいですからね。
ここまでみてきて、なんというのでしょうか、
医療は発達するでしょう。
しかし、動物の身体は発達しませんね。
異物を入れることに対して、多かれ少なかれ抵抗があるということです。
なんとなくよく効く薬ができても、
「どうしたもんかなあ」と思うのではないかなと思います。
「何もでないわけはない」と。
それでも、そんなことすら考えられない場合もあります。
これはその場にならないと本当にわからないですね。

2007.05.27(Sun)02:42 | お狂 #- | URL [ 編集 ]
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2007.05.28(Mon)02:15 |  # |  [ 編集 ]
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2007.05.28(Mon)02:34 |  # |  [ 編集 ]
うちも獣医にやられています。
うちの猫も色々やられたあげく、ステロイドの長期連用で、真菌症になる始末です。しかも、私の体調悪化のため、親戚に預けていて、セカンドオピニオンにも出してもらえず、本当に辛い思いをさせてしまいました。本当に可哀相でなりません。

2008.04.25(Fri)01:57 | kix-nara #jHSMZ1/Y | URL [ 編集 ]
kix-naraさま
ようこそいらっしゃいました。
どんな薬でも、効くものほど副作用がある。
これはだれもが知っている常識ですが、
さりとて、一般飼い主が獣医さんに何か言えるほど
知識があるわけではなし。
そして、動物の医療は遅れているとも感じます。
西洋医学も必要だと思いますが、
東洋医学やホリスティック、レメディ、アロマなど
いろいろな方法があるのですが、
これもやはり知識が必要になります。
小さな家族のためにも、自分のためにも、
いろいろと情報を仕入れておかねばならないなと
いつも感じてはおりますが。

ねこさん、つらい状態であったとのことですが、
いろいろな状況が重なって、kix-nara様も
大変だったのではとお察しいたします。
事情のわからない私がおかけする言葉もありませんが、
どの飼い主様も小さな家族さんたちも
平安であっていただきたい。
切に願います。

2008.04.25(Fri)20:17 | お狂 #- | URL [ 編集 ]
何の説明もなく投与されてました
猫が腎不全が悪化して食欲がなく自力で水もあまり飲みたがらなくなった時に以前から点滴はしていたのですが
点滴に混ぜてステロイドを投与したようです。
全く説明もなくステロイドが投薬されたことも知らなかったのですが
急に元気になり食欲が異常に出て水もたくさん飲みました。
ステロイドのことを知らなかったので
点滴など治療が効果あって良くなったのだと思って喜んでました。
1ヶ月経過したらまた食べず、しんどそうになり腎臓数値も高くなってました。
その時は初めて『ステロイドを投与しましょうか』
と言われました。
病院から帰ってしばらくしたら元気になりました。
副作用が怖いです。
後日、やんわり先生にその旨伝えたら
副作用はそれほどないしもっと悪化してからではステロイドすら利かなくなる。それでは治療の方法はないと言われました。
副作用はそれほどない。という先生の言葉を信じたいけど
無断でステロイドを何度か使用してた件は後で知って不信感と怒りがわきます!

2013.02.06(Wed)02:11 | わだ #- | URL [ 編集 ]
わだ様
返信遅くなりまして申し訳ございません。
何の説明もなく投与された、というのは
ちょっとどうかと思います。
ステロイドは万能薬のようです。
何でも効くということは、
打つ手がなかったらこれを投与する、ということではないかと
あくまで素人の私には、そのように感じます。
病気と共存する、という方法もあります。
完治しないけれども、闘病はしたくない、
ということです。
犬猫さんが若ければ闘病もよいのかもしれません。
そういう意味で、飼い主さんの判断は
責任が重たいと自分でも感じています。

つい最近、私の息子はステロイドを投与され、
噂にきいていた副作用を一通り経験しました。
これを経験して、息子も、
そばで見ていた私も、二度とステロイドはいやだと
思いました。
もちろん、それでも最後の最後、
という時には、投与に賛成するかと思います。
人間の医師にすら、任せておけないという感じが
しています。

2013.02.11(Mon)23:36 | お狂 #- | URL [ 編集 ]
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Author:お狂
社会人から大学院生となった娘ぶんちゃん(猫担当)と大学を卒業した息子ダイナ君(爬虫類、特に亀と恐竜担当)の母親(犬担当)。
先天性代謝異常メチルマロン酸血症のダイナ君と過ごすうえでの出来事、社会に対して思うことなど、動物愛護とは関係ない日もしばしば。
画像提供:ぱたぱたアニメ館(http//www.pata2.jp/index.html)

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  • 2007年05月25日 (金)
  • 23時53分39秒
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