動物と暮らす日々を、動物愛護の観点から綴っていきます。

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 今日も今日とて、お狂です。

 今朝、新聞を読みまして、昨日もそうですがEUの存在って大きいなあと思いました。

 畜産改革
  北海道では、尾を短く切られた乳牛が増えている。長いと乳搾りの邪魔になるからである。一方、海外では「家畜の福祉」を唱えて効率優先の畜産を見直す動きが広がっている。背景には、家畜にやさしい飼育方法は、食の安全につながって消費者の利益にもなる、との考えがある。こうした動きを受け、国内でも農林水産省が新たな飼育指針作りに乗り出そうとしている。

 というので、記事を読みますと、乳搾りのときに長い尾を振り回されると、邪魔になるということで断尾されている牛さん。しかも、閉鎖空間で飼育され、放牧はなし。その牛が出す乳量に応じて餌が出されるらしいです。しかも、食事中に機械が乳房を自動洗浄し、乳搾りしてしまうそうです。

 栄養価の高い飼料を与え、乳量を増やし、ニュージーランドの倍量の乳を採っているそうです。が、5年度の調べによりますと、全国の乳牛の62%が何らかの病気になっているとのこと。乳房炎だけでなく、胃の潰瘍や弛緩、脂肪肝などが増えたそうです。

 牛さんのそんな苦労の末、私たちは牛乳を飲んでいるとしたら、申し訳ないですね。なんかつらくなりますわ。

 ところが海外では、ここでも出てくるのはEUですよ。1999年の条約「家畜は感受性のある生命存在」と規定し、英国では法律で断尾、歯削りを禁止したとか。EU全域では、鶏のケージ飼いを2012年から段階的に廃止、2013年には豚さんの仕切り飼いを禁止するそうです。

 日本など約170の国・地域が参加する国際獣疫事務局(OIE)も2010年までに「家畜の福祉」に配慮した指針を作るそうです。畜舎の広さ、餌のやり方、病気や異常行動への対処法などが盛り込まれる見通しだそうです。

 こうした動きの原因となっている一つに、BSEや鳥インフルエンザの発生で、食の安全に関わる問題として、家畜の飼育の関心が高まったからだそうです。記事によりますと、家畜の福祉はEUで最初に倫理問題から始まったが、畜産物に付加価値をつけて売るため、そのシステムとして導入されているとのこと。EUは2006年から「家畜福祉・五ヵ年行動計画」を勧めており、2010年以降、家畜を快適に健康に育てた畜産物を認証して出荷するとのこと。タイ、中国もEUの支援で、「家畜にやさしい畜産物」ブランドを、日本などへ輸出しようと意欲を見せているとのこと。

 こうした海外の動きに農水省は「認証畜産物が輸入されれば、国産品が不当に低く評価されかねない」と心配しているらしく、今夏から4年計画で豚、牛、馬、鶏の飼育基準を作るとのこと。長野県松本市は既にもう独自の基準を打ち出しているらしいです。

 で、その松本の認定基準ですが、乳牛では以下の通りです。

 衛生管理 乳頭を洗浄するタオルは1頭ごとに新しい紙タオルや布タオルにする
 物理環境 最低減の床面積は、体重601~650キロでは1頭あたり6.0平方メートル
 正常行動 典型的な異常行動が繰り返された場合、干草などを与え、刺激を与える。悪天候の場合を除き、少なくとも1日4~5時間は放牧や運動をさせる
 外科的処置 目をむきだし、悲鳴をあげるなどの強烈な反応を示す処置をしない。断尾は禁止

 私は牛を飼ったことがないので、当然、これの基準で十分かどうかはわかりませんが、1日に放牧させてもらえる時間もそこそこあるのではと感じますし、床面積の規定があることに安心を感じます。って、これが広いのか狭いのかわかりませんけどね。

 コメントとして、「家畜の福祉」に詳しい日本獣医生命科学大の松本洋一教授のお話によりますと、英国では狭いケージで生産された鶏卵をスーパーで探すのが難しいと。アメリカのマクドナルトも飼育面積を定めた独自の家畜福祉指針を作って、取引する採卵養鶏業者を選別しているとのこと。
 日本で飼育環境を改善すればコストは上がるかもしれないが、現在の状態では多くの薬剤に頼っている。飼い方を改善すれば、薬剤費が減って、コストを抑えられる可能性がある。国土の制約がある日本でも耕作放棄地などを利用して、家畜の放牧をすれば、独自の認証ブランドを打ち立てることはできるだろう。

 う~ん、結局、流通からみのお話ですか。がっくりですわ。動物関連は環境省ですが、畜産となると農林水産省なんですよね。つまり行政担当部署が違うので、対応が変わってはきますね。まあ、平たくいうと、よい商品が海外から入ってくる可能性が高くなってきたので、日本も対抗するため、策を打ち出すと、こういうことですか。

 それでも、こうやって、新聞に取り上げられますと、消費者の意識がかわります。「日本の畜産って、劣悪な環境にあるんだな」「だから、薬剤が多く投与されてるんだ」「ちょっとこわいかな」こういう流れになれば、畜産業者も変わらざるを得ないでしょうね。

 ペット業界もかわってくれよ~。あそこの飼育環境劣悪だから、あそこで売っている犬猫は問題行動をおこすかもしれないと、誰か声高に言ってください!! 通販なんかでいのちを売買するなんて、その程度にしか思ってないということだから、ろくな飼育をしてないわと、有名人が言えば、かわってくるでしょう。

 EUももっと規制をかけてくれて、ペットショップが変わらずを得なくなればいいのですが。

 しかし、今回の記事を見ていて、思いましたよ。日本は黒船が来たときから、世界においての立場はかわっていない。諸外国がかわって初めて、「うちも遅れたらまずいかな」という態度になるのです。率先して世界をリードする、などということがない。倫理的には、非常に貧しいまま、明治時代からあとを生きているわけですね。

 私が記事を書いているときに、ダイナ君がやってきて、後ろから読んで、「やっぱりEUはすごいな」と言っていましたが、考えようによったらすごくもなんともない。これが当たり前なんだと、記事を書き終わったら、そんな気になりました。
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2007.06.22(Fri)00:27 |  日記  | コメント : 6 | トラックバック : 0

動物といえば、家畜だってそうですよね!!
普段私は、いつも食べてるお肉のことや牛乳をくれてる乳牛のことはなるべく考えないようにしているかも。。。いや!かも。じゃなくしてる!!あんまり考えると食べれなくなるかも。。。
乳牛の尻尾を切ってしまうなんて初めて聞きました。
どこまで人間は都合よくしちゃうのでしょう。。。。
私が働いているお店では廃棄処分の品物がたくさん出ます。
小さなお店でもこうなんだから、日本中で廃棄処分される食べ物ってものすごいですね!!
家畜を殺して作ったハムやウインナ-などが、事務所に無造作に置かれているのを見ると「もったいないなあ~~」って思っています。なんで捨てるかなあ。。。。まだ食べれるのになあ。。。。

2007.06.23(Sat)09:33 | ねこつかい #- | URL [ 編集 ]
ねこつかいさま
そうですね、いのちを食べているなら、
せめて感謝して無駄のないように、
いのちを引き継ぐために、食べたいですね。
食べられるために育てられるというのは、
なんかつらいものがあります。
日本人は明治時代までは肉食をしていなかった国民なんですね。
どうしてなんでしょうか。
やはり仏教の影響なんでしょうかねえ。
宗教によっては、豚さんは食べないとか、牛さんは食べないとか、
いろいろありますが、
何で区別してるのかなと思います。
鯨を食べてることに文句いわれたりしてますけど、
食べることよりも、無意味に殺すことの方が問題だと思いますけどなあ。
そっちを先に注意してくれって思います。

2007.06.23(Sat)10:15 | お狂 #- | URL [ 編集 ]
お狂さん、もう一回。
どうしてスペインの闘牛は世界から責められないのですか?
結局、剣をグサグサ刺されているのを観衆が手を叩いて喜んで見るのでしょ。。。!!
何か、中国のサファリで生きたままライオンたちに食べられる牛やヤギを歓声をあげて喜んでるのと変わらないように思うのですが。。。。。。
違うのかなあ。。。。。。


2007.06.23(Sat)10:56 | ねこつかい #- | URL [ 編集 ]
人間の食品についてニュースがありましたねぇ。
お肉、粉々にしたら何肉だかわからんだろうと、表示と違うお肉を使用していたと。
もしかしたら肉じゃないんじゃない?とかまで思っちゃいますよ。
家畜の件、命をいただく、その命を大切にしなければいけまえんよね。
そんなにひどいとは。私はますます感謝をしていただきますよこれからも。でも変わって欲しいです。
よそがやらないとやらない日本人。なっとく。
うちの会社もそんなとこがあって、まったくイライラします。
私、お狂さんが私のブログにコメントしてくれた「挑戦者であって犠牲者タイプ」だからそう思うのかなぁ。(笑)

ねこつかいさんのコメントをお読みして激しく同感いたしました。
闘牛、勇気を見せるらしいのですがそんなことで勇気が示せるか!
そんな勇気、現代にはいらんでしょ。
伝統がなくなるのはそれでさびしいことなんでしょうが
伝統は生まれて消えて、また生まれるもの。というような理論で論破できないものなのかな。


2007.06.23(Sat)12:15 | 「はたらくネコ。」の同居人 #- | URL [ 編集 ]
ねこつかいさま
私もそれはずっと思っているのですよ。
数年前、英国ではキツネ狩りが法律で禁止されました。
貴族の遊びですね。
闘牛も庶民の娯楽だったと思います。
日本人がお祭りがくると血が騒ぐのと同じかなと思うのですけど、
闘牛も闘犬も闘鶏も、結局は人間に娯楽がなかった時代の遊びだと思うのですよ。
動物が人間の楽しみのためにいのちをかけて戦わされるって、
これはひどい話だと思います。
闘牛については少し調べてみますね。
何も言われていないことはないと思いますよ。
英国のキツネ狩りも何か言われてやめたんだと思いますけどね。

2007.06.23(Sat)18:46 | お狂 #- | URL [ 編集 ]
「はたらくネコ。」の同居人さま
人間というのは、基本的に悪だというのは聖書の中に書いてありますけどねえ。
だから、道徳とか倫理というのは、学校や幼稚園で教えているわけですね。
人が見ていなければ何をやってもいい。
人に責められなければ、何でも許される。
そういう感覚があるのは理が通らないということですね。
政治家も潔く謝れよ。
謝ったなら責任の取り方として、辞職しろよ。
自分でなければとか、責任の取り方としてとどまって職を全うするとか、
はっきりいうと人の代わりなんかいくらでもいるんですよ。
あなたなければだめなんていうことはない。
むしろ、「悪いことをしたから責任をとってやめます」というこたはあなたしかできない。
そういいたいですね。

2007.06.23(Sat)18:49 | お狂 #- | URL [ 編集 ]
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社会人から大学院生となった娘ぶんちゃん(猫担当)と大学を卒業した息子ダイナ君(爬虫類、特に亀と恐竜担当)の母親(犬担当)。
先天性代謝異常メチルマロン酸血症のダイナ君と過ごすうえでの出来事、社会に対して思うことなど、動物愛護とは関係ない日もしばしば。
画像提供:ぱたぱたアニメ館(http//www.pata2.jp/index.html)

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