動物と暮らす日々を、動物愛護の観点から綴っていきます。

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 今日も今日とて、お狂です。

 このところ、猫さんの訃報ばかり読んでおりますので、少しいのちについてつぶやいてみます。

 私はいつもいのちというのは、受け継いでいくものだと思っております。人間はもちろん、動物もいのちのあるものは皆、永遠に生きることができません。いつか終わりがきます。ということは、終わりがくることを前提に生きていかねばならないのです。終わりがくるから、楽しめるうちに楽しんでおこうと思う人もいます。自分の人生についてどのように考えるかは、その人の価値観に左右されますね。

 聖書の中で、ノアの箱舟のノアの時代、ここでいろいろなことがかわったのですが、その一つに、神様は「人の一生は130年としよう」とされました。この換算方法が今と同じかどうかはわかりません。それ以前はもっと長く生きていたんですね。しかし、人間の心の中には罪がどっしりと根を生やしています。生きていくことは罪を重ねていくことです。ノアより何千年もあと、イエス様は「あなたがたはこの世では苦難がある」と言われています。生きていくことはつらいことなのです。そうそう、キリスト教では「信じれば、いいことがあります」なんていいませんよ。

 ミッションバラバというやくざから牧師になった方々の団体があるのですが、その中のお一人の先生が言われていました。自分は暴走族だった。家はクリスチャンで、子供の頃は教会に行っていたけど、離れていって、高校時代からはお決まりの暴走族→不良行為→やくざになっていった。あるとき、お父様が癌で亡くなられた。その葬儀のときに、「どうして父のような信心深い人が死んで、俺のようなワルが生きているんですか」と神様に叫んだ。

 この方はここから更正して、牧師となっていくんですけれどもね。神様のなさることには必ず意味があります。いのちを取り上げるということは、つらいことですが、神様がそのいのちを今とりあげたことはなぜなのか。意味がある。それはすぐにはわかりません。ですが、その意味を考えていくうちに、そのいのちの生きていた時間が無駄でなかったことを知るんです。そのいのちは、この世ではつらかったかもしれない。苦しかったかもしれない。しかし、意味のある何かを生きている人に残していくのです。

 それをしっかり受け取る。受け取ったならば、自分のいのちも何か意味のあることを次の世代へとつなげていかねばならない、受け取ったいのちの分に加えて、自分のいのちの分を加えてです。それは、永遠に生きることのできないいのちを与えられたものがやらねばならないことなのです。

 この世ではつらいことがある。苦しいことがあります。どうしてこんなことがおこるのかと思うことがあります。しかし、楽しければ、何を次の世代に伝えようと思いますか。喜びばかりなばらそれを伝えて、次の世代はそれを自分の生にいかすことができますか。実は、大切な自分の身近ないのちを失ったからこそ、そのいのちの生き様を大切にしようと思うのです。いつくしんで、いつくしんで、大切にしてきたいのちだからこそ、その意志を受け継ごうと思うのです。

 ご存知のように、アフガニスタンに行かれた韓国の教会の方の中で、殺されてしまった方がいらっしゃいました。私はそれを聞いたときに、私が身内だったなら、もう信仰なんて捨てるよなとも思いました。どうして神様は神様のために働こうとした人のいのちを取り上げたのか。そんなの神様じゃないよと思うに違いないと。アフガニスタンを憎み、イスラム教徒を憎み、テロを憎み、そんな憎しみの中にいるにい続けるに違いないと思いました。

 しかし、そのいのちから何か受け継ぐとしたら、やはり信仰を受け継ぐしかないのだろうかと思いました。憎しみを受け継ぐわけにはいかないだろうと。

 私が動物愛護のことを考えるようになったのは、物のように扱っていた兎の紅葉の闘病生活からです。六ヶ月、病気と闘って天に帰った紅葉。申し訳なかった。きちんと世話してあげられなかった。もう二度とこんなことがおこらないように、いのちを大切にしていくからと紅葉に詫びました。詫びることしかできませんでした。

 自分のしたことは許されない。しかし、紅葉のいのちが残してくれたもの。これは大切にしていこう。もう人生も半分は終わったでしょう、私のいのちもまた何か受け継いでもらえるものを残していければと、いつも思っています。

 犬さんや猫さんを保護するときには、気持ちが重たくなります。それはいのちの責任がずしっとのしかかってくるからです。しかし、いのちが天に帰ったときの喪失感。あれを思い出すたびに、あの気持ちに比べたら、まだ生きているこのいのちを保護するくらい、どうってことないだろうと思います。

 「ごめんよ」

 そう謝ったことを忘れてしまったら、保護はできません。この猫さんたちはまだこの世で生きているのです。この生を謳歌できるかどうかは、新しい家族にかかっています。

 新しい家族を募集しています。
  埼玉県 牡猫さん三匹
   茶とらくん 「姫にゃん☆まるにゃん」
   はっちくん 「私と猫たちとのくらし」
   ぽーくん  「我が家の仲良し日記」

  茨城県 五匹の猫さん
   名前はまだついていません 「ちゃとらとはちわれ」

  東京都 十匹以上の猫さん 
   「ねりま猫」

 よろしくお願いいたします。
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2007.09.07(Fri)20:50 |  日記  | コメント : 8 | トラックバック : 0

亡くした命には詫びますね。僕のせいじゃないかもしれないけど、目の前に消えゆく命があれば自分を責める。動物はときどき死にに来るときがあるんです。忘れないでね、何かを学んでね、と言いにくるみたいな子がいます。出会って数時間で逝ってしまうなんてたまらないですけど、悲しみを引き受けて、命の意味を受け継いであげたいです。

2007.09.07(Fri)23:48 | みゆき楽団みゆき #ulujXjxo | URL [ 編集 ]
みゆきさま
本当にそうですね。
わびる気持ちしかないです。
もっと早く気づいていたら。
もっとこうしていたら。
そして、どうしようもない現実、
無力な自分をそこにみて、
そして、生きることを大切にしていくのですよね。
生きている時間は短い。
何ができるのかと思いますが、
それでも受け継いでいくんですよね。

2007.09.08(Sat)00:02 | お狂 #- | URL [ 編集 ]
命を受け継ぐということは
たとえば、猫と暮らしていて、とても平野や環境が大切だということに気付いて、そのためにできることからやってみよう、ということでもよいのなら、できそうだしやっていることがあるかもしれない、って思いました。

2007.09.08(Sat)02:52 | モモマルル #- | URL [ 編集 ]
モモマルルさま
どういう受け継ぎ方でもいいと思いますよ。
そのいのちが教えてくれたことがあるのではと思うんです。
無駄ないのちもなければ、不要ないのちもないですよね。
そのいのちが教えてくれたことが、
人に優しくすることならそれを受け継いだわけですしね。
小さなことでは、調子が悪い犬猫さんはすぐ病院に連れていかねばならないんだということでもいいですしね。
モモマルルさんは、いろいろやられていますよね。
そういうことを今度は受け継いでくれる人がいたら、
社会はよくなっていくだろうなあ。
いのちのバトンタッチによって、歴史が作られていくのなら、
悪いものではなく、良いものを受け渡したちですよね。

2007.09.08(Sat)03:11 | お狂 #- | URL [ 編集 ]
大切な人やペットの死を経験して人はその意味を知る・・・
何だかわかってきた気がします。
亡くなってその意味を生きてる人に伝える。
つないでいく命。。。
私もこの年までに最愛の人の死に何度か直面し
痛感した事もあります。
無駄にしたらいけないですね。


2007.09.08(Sat)10:01 | とら。主 #- | URL [ 編集 ]
いらない命なんてない。
最近・・・命を無駄にするような出来事が多いですよね。
亡くした命を無駄にしない、大切なことだと思います。

2007.09.08(Sat)22:43 | ナツママ #- | URL [ 編集 ]
とら。主さま
自分に近ければ近いほど、
そのいのちが天に帰ってしまうことはつらいですよね。
もう身がひきちぎられるくらいつらいです。
残されたものとしてできるいことは、
そうですよ。受け継いでいくしかないです。
やがて天で会うときに、
そのいのちと笑顔で会うために、ですね。

2007.09.08(Sat)23:38 | お狂 #- | URL [ 編集 ]
ナツママさま
そうですよね。
生きたくても生きられなかった。
そんないのちがあることを知ったなら、
いのちを軽く扱うなんてことはできません。
どのいのちも大切ないのちなんですから。
せっかく生まれてきてますからね。

2007.09.08(Sat)23:39 | お狂 #- | URL [ 編集 ]
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Author:お狂
社会人から大学院生となった娘ぶんちゃん(猫担当)と大学を卒業した息子ダイナ君(爬虫類、特に亀と恐竜担当)の母親(犬担当)。
先天性代謝異常メチルマロン酸血症のダイナ君と過ごすうえでの出来事、社会に対して思うことなど、動物愛護とは関係ない日もしばしば。
画像提供:ぱたぱたアニメ館(http//www.pata2.jp/index.html)

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  • 2007年09月07日 (金)
  • 20時50分06秒
by AlphaWolfy
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