動物と暮らす日々を、動物愛護の観点から綴っていきます。

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「確かに犬は飼いたかったけど、最初からこんな大きな犬はなあ」と世帯主。
 家の中でも犬派と猫派に分かれていて、ぶんちゃんは無類の猫好き。「年子が犬だったら、拾ってこなかった」というくらい、猫が好きです。猫を相手にしているのを見ていると、確かに「よくこれだけ猫には愛想がいいねえ」と思えてきます。対して、ダイナ君は犬派です。散歩に出かけたい、一緒に駈け回りたいというのがあって、これは個人の性格にもよるのでしょうか。

 猫はあまり人の機嫌をとらず、自分勝手に生活しているようですが、犬は「忠犬ハチ公」の物語のイメージ通り、ご主人を忘れないという日本人の大好きな忠誠心を持っているようです。猫もご主人のことを全く無視することもないのですが。

 とにかく、私とダイナ君は二人でお散歩に出ました。ごろうざは引きの強い犬で、自分の行きたい方向に行こうとします。「犬の散歩ってこんなに大変なものだったのかな」とダイナ君。信頼関係が築けているわけでなし、だいたいにおいて、夏休みといえども受験生のダイナ君が犬と一緒に遊べる時間はそうそうなく、食事を与えている私でさえ、発情ぎみのごろうざをもてあましています。

 それでも朝は私が一人でごろうざを散歩に連れていき、夜はダイナ君と一緒に行き、家の近辺をくまなく回りました。あまりご近所つきあいがないので、ごろうざが私の知らないご近所の家を脱走してきたかもしれず、その家の前を通ったなら、中に入っていこうとするでしょう。引越しで遺棄されたなら遺棄されたで、空家の家に入っていこうとするでしょう。飼い主がいないということを見極めてから、フィラリアの治療をしようと思ったのです。その時は、迷い犬を保護したら保健所に連絡する、ということを知らずにいました。

 「ごろうざはフィラリアを治してもらいに、うちに来たんじゃないの」というぶんちゃんの言葉に、飼うことを決め、病気の治療を始めることにしました。動物病院に連れて行き、治療を始めてくださいとお願いし、粉薬をもらって帰宅した二日後、ごろうざの本名は「ごん」だということがわかりました。

 ごろうざはあまり吼えない犬でしたが、うちになついてきたのか、たまに吼えることがありました。夕方、食事のしたくをしていると、うちの向かいの方が知らない方を連れてお見えになりました。「奥さん、この犬」と言われたときに、ごろうざの飼い主さんであることはすぐわかりました。うちとは目と鼻の先、1ブロック先の方です。面識もなかったほどですから、その家に犬がいるということも知りませんでした。一階が駐車場、二回におうちの玄関がある家で、二階の玄関の奥のスペースが犬小屋になっていたようです。

 この犬はよく脱走するんですよ。二、三日したら帰ってくるんですけど、今回一週間も帰ってこないので、どうしたのかなと思っていたんです。息子が大学時代に下宿先で拾った子犬で、就職のために神戸に行くことになったとき、実家に連れて帰ってきたんです。うちはもう犬は五匹めくらいでしょうかね。昨夜、主人がごんの鳴き声がするって言うんです。近くにいるらしいと。それで捜していたら、お宅につながれていたんです。「フィラリアがいるようですが」「そうなんです。この犬は長生きしないと思います」

 私もダイナ君も飼うつもりになっていたので不本意な気持ちを押し殺し、病院からもらったドッグフードとフィラリアの薬をお渡しし、ごんちゃんにさよならしました。「うちは夫婦二人とも忙しくて、あまりお散歩もさせてあげられないので、おにいちゃん、いつでも散歩させてあげてね」と言ってくださいましたが、私達の喪失感は大きなものでした。

 世帯主が「春になったら(ダイナ君が高校に入学したら)、子犬を飼うか」と言ったので、ちょっと気持ちが晴れました。ごんちゃんはフィラリアを治療してもらえないのかな。確かめることができませんでした。ごんちゃんは、自分の家の前を通ることが何度もあったのですが、何の反応も示さず、素通りしていました。帰りたくなかったのかな。ごんちゃんは一週間、うちの家族でいました。

                  つづく
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2006.08.24(Thu)20:53 |  日記  | コメント : 0 | トラックバック : 0

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Author:お狂
社会人から大学院生となった娘ぶんちゃん(猫担当)と大学を卒業した息子ダイナ君(爬虫類、特に亀と恐竜担当)の母親(犬担当)。
先天性代謝異常メチルマロン酸血症のダイナ君と過ごすうえでの出来事、社会に対して思うことなど、動物愛護とは関係ない日もしばしば。
画像提供:ぱたぱたアニメ館(http//www.pata2.jp/index.html)

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  • 2006年08月24日 (木)
  • 20時53分43秒
by AlphaWolfy
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