動物と暮らす日々を、動物愛護の観点から綴っていきます。

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 今日も今日とて、お狂です。

 昨日の署名のお願いですが、私、「ハッピーラブズ」さんのHPをもう見ていられなくて、とにかくなんか早く読んでしまいたいという思いが強かったもので、記事の間違いのご指摘を受けました。
 
 今回のこれは「生体をアートに使用しない為の国際規定の制定」のための署名ではなく、この自称アーティストの作品(と称して行われた虐待)を次回のビエンナーレに展示させない、つまりボイコットを呼びかけるための署名です。
 また、ネズミは今回のこれとは別件で日本で行われたものです。

 ご贔屓様よりのご指摘を受けまして、お詫びと訂正をさせていただきます。申し訳ありません。しかし、本当になんというか、お詫びの多いブログで申し訳ありません。なお、ご指摘くださいましたご贔屓様は非常に申し訳なさそうに、ご指摘くださったのですが、私は間違いをご指摘いただく分には、別に不快にも思いませんし、自分が無責任であったと思っておりますので、おかしいとお思いになる場合は、どうぞ、メール、鍵コメではなくても結構です。もちろん、個人的にでも結構です。お狂のためと思い、といいますか、動物愛護のためと思っていただきどうぞ、ご遠慮なくご指摘ください。

 本日、ダイナ君のご挨拶をお送りするつもりでしたが、実は、事件が勃発して、そちらを優先させていただきます。

 日曜日とて、教会から帰ったぶんちゃんは、友人と食事に行くと家を出ていったのですが、出ていって五分もたたないうちに、電話が。ちろろろろ、ちろろろろ。「はい、お狂です」「すぐ来て」

 何が「すぐ来て」なんですか、こいつは親を何だと思っているんですか。

「何よ?」「猫が道に倒れていて、様子がおかしい」「場所は?」「図書館と大学の間」「道路沿いかな?」「そう」「すぐ行くわ」

 行くと、確かに猫がはあはあと息をしています。ぶんちゃんの乗っていた自転車を私が図書館に止めに行き、ぶんちゃんは車の中で、ダンボールに入れた猫さんを見ていることに。あわてたので、図書館近くで自転車を降りようとして、転んでしまうどんくさいお狂であった。

 かかりつけの動物病院の留守電にお電話。折り返しかかってくる電話に対応するのはぶんちゃん。「どのくらいでこれますかって?」「15分」

 後ろの席で、「がんばって。あ、なんか目がおかしくなってきた。息が」「意識が無くなっても、時間がたってなかったら、病院で何とかなる場合もあるから、とにかく行くよ」「動かなくなってきた」「息は?」「してないみたい」

 信号で後ろを振り向くと、「これは無理か」と思わせる、明らかに天に帰った様子が窺えました。しかし、もう半分の道のりを過ぎています。最後の望みにかけて、病院にすべり込みました。

 ぶんちゃんが病院に飛び込むと、先生がお電話中。勝手に診察室の中に入って待っていました。よほど、大声で「意識がないんです」と叫ぼうかと思いましたが、はやる気持ちを抑えて待ちました。先生はすぐ診察室ではなく、手術室につれていき、送管し、心電図をつけます。お昼時とて、遅れて、女性の看護士さんが。私の知り合いの先生は学会で出張中のようで、若い先生ですが、一生懸命、心臓マッサージをしてくれます。舌にモニターもつけ、いろいろと薬剤も注射してくれましたが、頑張ること数十分。手を止めて一言。

「きびしいですね」
「そうですか」

 茶虎の猫さん、成猫です。私が行ったときには、ダンボールに入れようとしたら、抵抗する元気がありました。
「もう少し早くつれてきてくれたら」
 先生、電話してたじゃん。でも電話の時間を差し引いても無理だったでしょう。
「死因は何ですか?」
「口の中に血が結構あるので、交通事故か何かで、内臓が破裂して血が出てきた。それがつまって窒息死かなと思います」
「そうですか」

 ぶんちゃんは私が会計をして、猫さんを引き取るまで、病院の外で一人泣いていました。
「つれまわしたのが悪かったのかな」
「もっと近くの病院もあったけど、知ってる病院の方がいいと思った。だけれども、いのちというのは、神様の手の中にあるもので、助けようとしても助けられないこともある」
「私がもう少し家を早く出ていれば。寒かったから、ぐずぐずしていた。見つけたとき、大きい猫だったから、これは助けてもうちでは飼えないな。どうしようと迷った。すぐ連絡したら」
「大きい猫が事故にあったり、怪我をしていたら、今後からはすぐ連絡してきなさい。手当てして、避妊手術をしたら、リリースする。仔猫は里親さがしをする。迷わなくていいからね」
「うん」

 ぶんちゃんを図書館で降ろし、一人になりたいというので、私は一人で帰宅しました。猫さんはだめだったと伝えておいたので、私は一人庭の土を掘りました。そこへダイナ君がやってきました。
「手伝うよ」
「寒いから、ダイナ君はいいから」
「手伝いたいの。大きい子だね」
「うん。この木のそばに埋めておけば、木を養ってくれるよね。ダイナ君、お祈りしてあげて」
 
 ダイナ君はお祈りして、そして私は土をかけました。

 帰宅したぶんちゃんはしばらく寝ていました。私を動物愛護に導いてくれた兎の紅葉。紅葉が天に帰る瞬間を見守っていたのは、ぶんちゃんでした。そして、この猫さんが天に帰る瞬間を見守っていたのも、ぶんちゃんでした。二度もそんな瞬間を見て、つらいとぶんちゃんは泣きました。

 ご贔屓様のブログで、室内飼いの是非をコメント欄で論じていた記事が昨日、ありました。私は猫は野良で生きていくには、よほど敏捷で賢くなければならないと思います。しかし、それでも、長く生きられるとは思いません。ぶんちゃんは、多くの人が横目で瀕死の猫を見ていったけれども、誰も何もしなかったと言っていました。人が気分が悪くて座り込んでいても、声を掛けてくれることはあまりありません。ましてや、猫です。野良猫です。もっと早ければ、あの猫は助かっていたかもしれない(私はぶんちゃんには 病院で一時的に助かったとしても、内臓が破裂していれば無理だったと思うといいましたが)。でも猫を事故にあった猫をすぐさま病院に連れていくのは、おそらく猫を跳ね飛ばした自動車の運転手であって、それ以外の人が何かしてくれるとも思えません。運転している人間が止まって、猫を病院に連れていくとも思えません。

 猫が事故にあうということは、天に帰るということなのです。

 猫に道路を横断するときは、横断歩道のあるところで青になったら渡るんですよと教えられますか? 横断歩道を青で渡っていても事故に合うのです。

 短くても、自由に猫らしく生きさせてあげたい。短くてもいいのですか? あなたの家族が明日死ぬのでいいのですか? 家の中で15年生きられるところを、2年くらいでいいのですか? 野良猫の寿命は2年から4年と聞いています。このブログのご贔屓様は多くの方が室内飼いに賛同されていらっしゃいます。ですから、今さら言うこともありません。ですが、もし、通りすがりの方がいらっしゃったならば、猫さんが事故にあって、病院に運ぶときにどのような思いをするか、ご想像いただきたい。「もう少し早くつれてきていただければ」と言われたときに、何を考えるかご想像いただきたい。

 お狂とぶんちゃんとダイナ君からのお願いです。
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2008.02.10(Sun)00:25 |  日記  | コメント : 14 | トラックバック : 0

こ、転んで…; お狂さん、大丈夫ですか?怪我しませんでしたか?

ぶんちゃん、辛い思いをしましたね。
もう少し早く連れてきてくれれば…これは、言われたほうからすれば本当にとても辛い言葉です。
でも、どうかご自身を責めないで下さいね。
哀しい結果になってしまいましたが、多くの人が無情に行き過ぎる中、ぶんちゃんの行為は茶トラさんにとってこの上ない救いであった筈です。

事故はね…病院で、猫さんが担ぎ込まれてくる場面に二度ほど遭遇したことがあるんですけど、部外者ながら遣り切れませんでした本当に…。

前記事の修正、ありがとうございました。お手数お掛けしました。

2008.02.11(Mon)02:20 | myamo #TRL3c4kQ | URL [ 編集 ]
昨日の記事のリンクをよく見て行くと、その作者の意図も書いてあったのですが・・・それでも理解は出来ませんでした。
ぶんちゃんのショックな気持ち・・・判ります。
見つけて何とかしたいと思った気持ちが通じなかった。
「もっと早く連れて」と言われた言葉・・・辛いですね。
自分を責めてしまうのも無理もありません。
事故で内臓破裂で助からないとしても自分を責めてしまう・・・冷静な判断なんで出来ないでしょうし。
もしかしたらノラ猫なら人間不信だったかもしれないです。
でも、沢山の猫が事故でなくなる中、茶トラさんはぶんちゃんに助けてもらって、幸せだと感じたと思います。
私が遭遇したら・・・ぶんちゃんのような行動に出れるか。
考えてしまいました。

2008.02.11(Mon)03:31 | ナツママ #- | URL [ 編集 ]
ぶんちゃんも心の美しい人ですね
悲しい思いをしたことが、次に困っている動物に出会った時の行動につながりますね。
お狂さんのお子さんは心が美しいですね。二人とも。

2008.02.11(Mon)07:20 | モモマルル #- | URL [ 編集 ]
myamoさま
あ、ありがとうございます。
すててんと転びましたが、土がついたぐらいでした。
ぶんちゃんの自転車を図書館まで持っていく時間も惜しい気がしましたけど、
それをしないわけにもいかなかったし、
なんというのか、気持ちが急いているとなんかこう焦りばかりで。
終わってみると、なんかいろいろ思うこともありますが。

ご指摘ありがとうございました。
いつもご助言ありがとうございます。

2008.02.11(Mon)09:41 | お狂 #- | URL [ 編集 ]
ナツママさま
私もぶんちゃんに言ったんですよ。
人になれてない野良猫だったから、何をされるかわからないと思ったとしても、
天に帰ったなら、きっと何をしようとしていたかわかってくれる。
最期のときを人間不信だったかもしれないけれども、
助けようとした人の気持ちはわかってくれるはずだと。
それにしてもやるせないです。

2008.02.11(Mon)09:42 | お狂 #- | URL [ 編集 ]
モモマルルさま
ぶんちゃんは本当に猫が好きなんだと思うんですね。
猫がよってきますし、だいたい、うちで保護した猫は二匹ともぶんちゃんが拾ってきたし、
うちの子になっている年子もぶんちゃんが拾ってきたんです。
「猫が道ばたで、様子がおかしい」と電話で言ったときは、
「やっぱりぶんちゃんが猫を呼ぶんだよな」と思いました。
ぶんちゃん、人には冷たいんですけどね。

2008.02.11(Mon)09:44 | お狂 #- | URL [ 編集 ]
人ですら歩道を歩いていても事故にあう世界
もっと早くこうしていたら
もっと早く・・・
色々な出来事があるたびに
「もっと早くなんとか出来たんじゃないか」と
いつも思ってしまいます
でもこういう思いやこのような結果的には
悲しいお話だとしても
聞いて見て体験すれば
いつかもっと早くという後悔のない行動を
一つでも早く取れることに結びつくはずです

交通事故で虹の橋を渡った子が
そこで元気に過ごせていますように

そして最後というときを
道路で誰にも見つけられないまま
冷たくならなかったこと
それだけでもきっと少しは救われていると思うのです

2008.02.11(Mon)11:50 | はる吉 #w28f9D4s | URL [ 編集 ]
神様は見ていたでしょう
結果は残念だけど、その行動と心が大切なんです。ぶんちゃんは人間に冷たいらしいけど、ことが起これば最善を尽くすよ。友達との食事は棒に振ったけど、傍観の人たちへの怒りを胸に抱いたけど、ぶんちゃんは正しい。お狂さんも誇りに思うでしょう。おじさんもです。

2008.02.11(Mon)21:10 | みゆき楽団みゆき #ulujXjxo | URL [ 編集 ]
ぶんちゃんもお狂さんもできる限りのことをなさいましたね。。。!
もし、ぶんちゃんが通りかからなかったら、その子は冷たい道に横たわったまま、ひとりぼっちで死んでいったでしょう。。。
ぶんちゃんは辛かったでしょうが、辛いことを乗り越えて、強くやさしい人になるのでしょうね。。
ぶんちゃん、ありがとう。。。


2008.02.11(Mon)23:27 | ねこつかい #- | URL [ 編集 ]
ぶんちゃん、猫の死に直面して辛かったでしょうね。
でもぶんちゃんなりに一生懸命されたのだから
そのまま放置されるよりはうんと良かったと私は思います。
あの時こうしていれば・・って絶対思うんですが、そう出来なかったって事は その猫さんの寿命なのかも知れないです。
かわいそうだけど・・・・・
天に帰って行ったコの分も今生きてるコを幸せにしてあげたい・・・


2008.02.12(Tue)16:17 | とら。主 #- | URL [ 編集 ]
はる吉さま
本当にそうですね。
後悔というのは、次への布石なのかもしれません。
そして、次からはもっと手際よく、助けられるいのちを助けることができるでしょう。
人間の生きていく過程に、後悔のないときはないかもしれません。
それは人間が未来を見ることができず、現在と自分の生きてきた時間の過去しか見ることができないからです。
ですが、それでも次に生かしてこそ、現在をしっかり見ていることになるのかもしれませんねえ。
野良猫さんだったとは思いますが、
その猫さんの一緒の最期に、
「人間から優しくしてもらった」と思ってくれればいいのですが。

2008.02.12(Tue)23:59 | お狂 #- | URL [ 編集 ]
みゆきさま
ありがとうございます。
泣いていたぶんちゃんには、本当に慰めになる言葉でしょう。
つらいことは多くありますし、理不尽なことも多くあります。
それをどう受け止めるかも大切なことなのかもしれませんねえ。
でも、やはりぶんちゃんは猫をひきつける子でした。

2008.02.13(Wed)00:01 | お狂 #- | URL [ 編集 ]
ねこつかいさま
ねこつかいさんも、猫さんについてはいろいろとつらい思いをご経験されていますが、
そういう方の言葉は慰めになります。
ありがとうございます。
もっと早くでも病院に連れていきたかったです。

2008.02.13(Wed)00:08 | お狂 #- | URL [ 編集 ]
とら。主さま
そうですねえ。
私も、あそこで助かっても、時間の問題だったかなと思いました。
内臓破裂しているわけですからね。
でもせめて、もう少し天に帰るのに、安らかにいかせてあげたかったです。
人の場合も同じかもしれません。
皆が皆、安らかに帰れるわけでもないかもしれませんもんね。

2008.02.13(Wed)00:13 | お狂 #- | URL [ 編集 ]
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お狂

Author:お狂
社会人から大学院生となった娘ぶんちゃん(猫担当)と大学を卒業した息子ダイナ君(爬虫類、特に亀と恐竜担当)の母親(犬担当)。
先天性代謝異常メチルマロン酸血症のダイナ君と過ごすうえでの出来事、社会に対して思うことなど、動物愛護とは関係ない日もしばしば。
画像提供:ぱたぱたアニメ館(http//www.pata2.jp/index.html)

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