動物と暮らす日々を、動物愛護の観点から綴っていきます。

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 今日も今日とて、お狂です。

 最近、少子化問題が取り上げられるときには、モデル国として登場するのがフランスです。1994年に1.65だった出生率が、2006年には2.005まで回復しております。育児休暇も長期、労働時間も短縮できる。子供の病気のために、年間16日まで休める。公共施設は無料、ホテル、レンタカー 、デパートにも割引がきいて、国鉄は75%割引。子供が3人以上なら、支援ももっと手厚くなると。

 しかし、フランスで特筆すべきは、「ユニオン・リーブル」ですね。「内縁関係証明書」を役所に提出すれば、正式に結婚していなくても、つまり同棲でも、子育てについては結婚しているのと同様の権利が認められると。

 そして、いつも話題となるのが、婚外子の問題ですね。婚外子の割合はフランスでは2005年には48.4%と発表されておりますが、既に半分を越えていると報道されておりますね。ちなみに割合の多い方から上げていきましょう。2005年の統計です。

 スエェーデン  55.4%
 フランス 48.4%
 デンマーク 45.7%
 英国 42.9%
 米国 36.8%

 日本は2%です。

 どうして婚外子が多いかというと、「後先考えずに、生めば何とかなる」という制度になっているからですね。フランスの例をとるまでもなく、嫡出子と同じような権利が受けられるのですね。スペイン、イタリアという国はカトリックの国なので、欧州の中でも低い割合となっていますが、それでも日本より多い。

 ということは、日本の制度というのは、家族形態が法律的にきちんとしていないと受けられないということがあげられるでしょう。といいますか、法律的に何ら問題のない家庭でも十分な補助が受けられていないのですから、なおさらのこととなります。ただでさえ、子供を育てていくのが難しい経済状況。これを母親(だけの場合が多いと思います)たった一人で育てていけと。そりゃ、厳しいでしょう。

 私の知り合いにもシングルマザーといますけど、母子家庭の手当てですね。十分じゃないですよ。医療費がかからないのはありがたいことですけれどもね。

 で、ぶんちゃんとこの話をしていたんですね。そうしたら、ぶんちゃんは「育てられないのなら、生むのはよくないんじゃないかなあ」と言っておりました。育てられないから、生むのはやめようという選択をした方も多くいらっしゃるでしょう。しかし、経済的に育てられても、生めるだろうか。婚外子が胸を張って生きられるほど、差別のない社会になっているだろうか。

 ぶんちゃんが小学一年生に入学したとき、クラスに両親が離婚したという子供が一人いました。ダイナ君が小学六年生になったとき、私、役員をしましたが、一年から六年まで各学年に一人選出されたおかあさんのうち、母子家庭のおかあさんは3人いました。これだけみたら、50%ですけど、そういうことはないですよね。私は、いいことではないかなと思いましたよ。両親がいがみあって一つ屋根のもとにいるより、別々に暮らしていれば、たまに会ったときに、どちらも相手に対してよい顔ができるのではないか。両親が普通に話しをすることもできるようになるかもしれない。そういう面を子供に見せられるかもしれない。

 しかし、家族制度の問題が残っているわけですね。そういう意味で、フランスなどの「ユニオン・リーブル」という形態は楽かもしれませんよ。最終的に法律的に家族になる。もちろんならないかもしれない。その反面、良い面ばかりではなく、家族の崩壊と、子供の精神にどのように影響を及ぼすのか。これについては未知数かなとも思います。

 以前読んだ本なのですが、アメリカ人の著者でした。戦争で天に帰った魂の数より、中絶で天に帰った胎児の数の方が何倍も多いと。日本だってそうだと思います。中絶しようと思う子供を政府が面倒をみるから生んでくださいといったなら、それに母親が同意したなら、出生率はおそらくすぐ3を越すのじゃないでしょうか。

 私は男女の関係がどのようなものになろうとも、それは本人たちがよければいいことですから、法的に結婚しようが、同棲しようか、離婚しようがかまわないとは思っています。が、子供ですね。どのような影響を与えるのか、これが全くなしではないだろうと思うときに、出生率をあげているのが、婚外子だということに、非常に複雑な思いを抱きます。欧州の中では、法的に正式な手続きを踏んでいなかった。たまたま結婚していない状態で何十年も暮らしていた。そんな家族もいると思うんですね。法的に同じ権利を持つことができるなら、そういうカップルだっているに違いない。しかし、戸籍のきちんとしている国である日本では、婚外子というのは、なかなか受け入れにくい観念であるかもしれません。

 「籍を入れるの、忘れてた」とかいうような軽いものであったなら、どうってことないのですけれどもね。
20071116171605.jpg
 この子たちを愛してくれる本当の家族が、どこかで待っていてくれるはずです。どうぞ、早く、見つけてあげてください。

 アクアちゃん、さっちゃんの里親様を募集しています。大阪在住。 お問い合わせは、ドッグサルベーションまでお願いします。一時預かり様はたんたん様ご一家で、ブログで様子がわかります。

  「ねりま猫」は東京で募集しています。
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 同じく、北海道からサツキちゃんとメイちゃんという犬さん。保護主様はブログを書いていらっしゃいます。「共生日記」というブログです。二匹の様子はどうぞそちらからご覧ください。詳しい募集条件は「いつでも里親募集中」からご覧いただけます。


hama1917-thumbnail2.jpg
 北海道からは、一歳の雌猫さんの家族の募集です。お馴染みになりました北海道宗谷からの募集です。よろしくお願いします。
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2008.04.04(Fri)13:48 |  日記  | コメント : 4 | トラックバック : 0

おはようございます。
ねこ共に起こされて、朝も早から起きております。(3時位)

見当はずれになってしまいますが、今日の記事で、腑に落ちた事があります。
私はここ何年か、ジョニー・デップさんのファンなんですけれど、彼は現在、フランスの歌手であるバネッサ・パラディさんと、フランスで同棲しています。二人の間には、子供さんも二人います。
で、ハリウッドのインタヴュアーが聞くわけです、結婚しないのですか?と。
彼曰く「彼女がしたいのなら。折角、パラディ(天国)と言う素敵な苗字を持っているのに、デップ(阿呆)になってとはいえないよ。」
私としては、そんな理由で??? だったのですが、今日の記事で納得! です。もう、フランスでは、紙1枚の事なんですね。

日本では、遥か遠ーい先に、あるかも・・位の可能性の様な気がします。
「裏金・埋蔵金」が、年間の予算の何十倍あるか判らないという中で、まだ、政府は(と言うより、官僚は、かな)税金を上げよう、福祉を減らそうとしていますよね。
そんなに貯め込んで、まだ欲しくて、一体何がしたいの? と不思議な気がします。
その答えが、「ノーパンしゃぶしゃぶ」では、余りに国民が浮かばれません。

官僚、もしくは旦那様・お父様が官僚の方、ごめんなさい。
でも、議員を動かす力を持つ高級官僚の方が見ていらしたら、少しは考えて下さいね。

この文責は、私一人にありますので、抗議その他は、私の方へメールしてくださいませ。

長々と、しかも間違った方向へ。
お狂様、ごめんなさい。
しばらく、謹慎致します。




2008.04.05(Sat)07:34 | chako #- | URL [ 編集 ]
日本の戸籍の特徴
「家」という単位での戸籍の様式が日本の戸籍の特徴みたいですね。
枠組みを変えることで、考え方も変わるということがあるなぁって
思いました。これだけ強固に作られている様式と制度だから変えることは
難しいとは思いますが。
出自、地域、性別、年齢、国籍、肌の色などなどで差別されない
社会であってほしいです。


2008.04.05(Sat)09:05 | モモマルル #- | URL [ 編集 ]
chakoさま
別に謹慎されることでもないと思いますが。
おかまいなく。
官僚の中にももちろん、国民のことを第一にという方が
いらっしゃるとは思うんですね。
しかし、あの制度ですね。
事務次官が一人でたら、あとは皆退職、天下り。
あの制度をやめない限りは、いくら志があっても
食べてはいけないですよね。
志のある方は当然組織で浮くでしょうから、
事務次官に残ることができるとも思えず、
自分たちに都合のいい人でないと残さないでしょうしね。

既得権益を手放すことのできる方が、
官僚にいるとしたら、本当に尊敬しますが、
賢い方々は「いい思いをして当たり前。
だって、勝ち抜いてきたもん」と思いますよね。
「自分が日本を動かしている」と思っているでしょう。

年金もそうですし、福祉もそうです。
埋蔵金を回してください!!

2008.04.05(Sat)10:57 | お狂 #- | URL [ 編集 ]
モモマルrさま
私は戸籍そのものは悪いとも思いませんが、
おっしゃるように、家単位であるために、
結構窮屈な制度になっている部分があることは
否めないと思いますね。
介護についても、戸籍がどうなっているかによって、
(子供夫婦と一緒になっている、別になっている)、
金額がかわってくるといいますし。
非嫡出子の記載の方法が問題になったこともありましたしね。
役所の制度、つまりは法律を変えていかねば
考え方も柔軟にはなっていかないでしょうね。

2008.04.05(Sat)11:00 | お狂 #- | URL [ 編集 ]
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Author:お狂
社会人から大学院生となった娘ぶんちゃん(猫担当)と大学を卒業した息子ダイナ君(爬虫類、特に亀と恐竜担当)の母親(犬担当)。
先天性代謝異常メチルマロン酸血症のダイナ君と過ごすうえでの出来事、社会に対して思うことなど、動物愛護とは関係ない日もしばしば。
画像提供:ぱたぱたアニメ館(http//www.pata2.jp/index.html)

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  • 2008年04月04日 (金)
  • 13時48分42秒
by AlphaWolfy
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