今日も今日とて、お狂です。
というわけで、ダイナ君が講義を受けている間、世帯主と私は学食体験をしておりました。それについては以前記事でお知らせしたと思いますけれども、カレーを食べたと。講義の後、再び最初の検査技師の学校にともどります。ダイナ君は車内で、持ってきた玄米おむすびを食べております。余談となりますが、ダイナ君、ここ数ヶ月、玄米以外は食べておりませんね。時々食べていたおうどんも今は全く食べておりません。とにかく、食事で病気を治すぞという決意が固いようです。
さて、午後からは、世帯主とダイナ君が体験学習に行きました。私と格之進は車の中でおりましたね。ダイナ君が教室に入っていくと、「午前中に来てくれた子だよね」と言われたとのことで、検査機械の体験などやってみたそうです。心電図とか、呼吸機能、やってみたり、やってみせてくれるのを見学したりということで、おもしろいなあとやはり帰ってきました。
私が午前中に聞いたお話によりますと、検査技師となって、病院に配属されたときには、空いている、つまり人手が足りない検査の担当になるとのことで、たまたま脳波を調べる人が不足していたら、好む好まざるに関わらず、その係りになるとのこと。検査にあまり専門性はないような感じでした。
すべてのオープンキャンパスを終えて、ダイナ君も迷っております。臨床検査技師の大学が一つと、臨床心理士の大学が二つ。どこを第一志望にするか。三つ受験して、合格してから考えてもいいのですが、検査技師になるのと、心理士になるのとでは、仕事の内容が全く違います。どちらでもよさそうですが、ダイナ君は検査技師になるつもりなど全くなかったけれども、体験してみると楽しそうだったので、どっちがいいかなあと迷っています。
それで私はダイナ君と話をしたんですね。ダイナ君は子供の頃から、病気の関係で点滴に行くから友達と遊びたいところを遊べずにきた。感染の心配があるから、冬には人の多い場所にいかないようにした。なるほど、病気の子供の気持ちはよくわかるだろう。しかし、そうでなかった場合。会社に所属して、サラリーマンのカウンセリングを行ったりする。そういう人の気持ちというのが、人間関係の構築に希薄な状態で育ってきたダイナ君に理解できるか。また、時には、何を言っているのかわけがわからない、そこまでいかなくても、こちらの言いたいことを理解してもらえない状態がカウンセリングの場でおこるかもしれない。そういうことに対して忍耐強く、相手ができるかどうか。
また、仕事によったら、鑑定みたいなこともあるかもしれない。それをしたことによって、当人から恨まれたりすることもあるかもしれない。そういうマイナスの面をどのくらい想像できるか。また、相手は人。冷静に判断することが必要だけれども、同情したり、自分が相手の境遇に足を踏み入れてみたり、そういうどろどろした中に身を置いたりすることになるかもしれない。人を相手にする職業というのは、どういうものであれ、大変になるけれども、覚悟はできているのか。興味本位でなれるものでもないけれども。
「そうだねえ。検査技師になるほうが、向いているかもしれないねえ」
検査技師を養成するコースの学校案内を見て、私が実は心動いたのは、「再生医療の発展に対応した検査技師を養成する」というところです。ダイナ君の病気が今後もし治るとしたら、その方法は遺伝子治療か、再生医療しかない。現場の状態が把握しやすいところに、身を置けるのではないか。そういう期待を持ちました。また、この大学の売りは、臨床検査技師の資格と細胞検査士の二つの資格がとれるということ。細胞検査とは、言うまでもなく癌の判定なのですが、顕微鏡検査となりますと、ダイナ君の好きな分野です。
それでダイナ君と話しあった結果、第一志望は臨床検査技師の大学にしようということになりました。ここにいたるまでの間、いたってからも、私は何度もダイナ君に尋ねました。「動物は趣味でいいのか」ダイナ君はそのたびに「いいよ」とさっぱりと答えました。「いいって言ってるじゃん。趣味でいいよ。僕はそれでいいから」
子供の頃からずっと夢みていたことを、病気のためにあきらめたことは遺憾ですが、病気でなくても、あきらめなければならないことはたくさんあります。あきらめたのではなく、行く方向が変わっただけで、ダイナ君にとっては、顕微鏡が覗けるしという楽しさが大学に入学しても待っています。あきらめさせる方向に持っていったのは、おまえだろと言われたならばそうだと思います。しかし、私は親ですから、堅実なことを考えます。大学を卒業した後、食っていくことを考えます。それでも動物の研究がしたいんだと言えば、私は「できるところまでやってみなさい」と言うつもりでしたが、あまりにもあっさりとダイナ君が方向転換したことは、実は未だに不思議に思っています。
とにかく、ダイナ君の第一志望の大学はこのような過程を経て、決定されたわけです。長かったですね。皆様、お疲れ様でした。
 新しい家族を募集しています。二匹の犬さんです。北海道のみのさん経由で、保護主様になられた方のブログから詳細をご覧になれます。
2008.10.25(Sat)23:42 |
日記
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こうして色々な考えや体験もあって決定したのですね(^∀^)
選択肢のとても多い人(金銭面でも学力その他などにおいて)
こういう方ですら、すんなり決めてみたら
「やっぱり違った( ̄口 ̄||)」と後悔することもよくあります(笑)
大学や学校が全てではないけれど
知らなかった世界を知る大切な時間です(^∀^)
きっとダイナくんにとって有意義な学生生活となることを信じてますよ
ちなみに旦那、受かったのに(笑)第一希望の大学に行かせてもらえず
別の大学に進学するように親にいわれるままに進学し
親の望むような収入の会社に就職しなかったことを
何故かグチグチご両親にときどき言われています
これはどうなんだろう(笑)と思いますね
お狂さんのようなもっと世間体やなくて
本人が進みたい道を軽くでもいいので背押ししてあげれる
そんな親に私もなりたいです
2008.10.27(Mon)09:11 | はる吉 #- | URL [ 編集 ]
大学受験の場合、選択肢が多くあるということは、
これはもう学力が高いということですね。
そして、次が親がどのくらい出費を覚悟しているか。
経済力ですね。
しかし、やはり適正といいますか、
四年間、お世話になり、なおかつその先につなぐことができる。
つまりは就職ですね。
これが一番大切かなと親としては思います。
今大学も生き残りをかけていろいろな学部を開設しております。
アニメや映像を大学で学ぶのもいいと思います。
環境を学ぶ学部も増えました。
動物もそうだと思います。
しかし、その先。
溢れる才能があるならいいのですが、化けるのか、
化けないのか、やるだけやって駄目ならあきらめるのか。
就職先の少ない専攻学科は
親としてはやはり怖いですね。
ダイナ君の場合は特に病気を持っていますので、
就職そのものにもハンディがあります。
就労条件なども四年後には大きな問題となるでしょう。
ですが、最後は自己責任かなと思ったりしますね。
選択には責任がついてくる。
これですよね。
ご主人様もご本人様がその選択によって結果責任を
負っていらっしゃるなら、
他人はもちろん、親御さんも何もいえないのではと思いますよ。
だって、ご主人様の人生ですから、
たとえ親といえども、代わるわけにいきませんものね。
ご本人様が納得されていらっしゃるなら、
誰に口を出すことができるでしょうか。
そうそう、はる吉さん、誤解がなさっていらっしゃるようですが、
大学選びのときに、書きませんでしたけどね。
偏差値も私、気にしましたよ。
はは、低い大学より高い大学の方がいいですもんね。
ダイナ君、本人は全くそういうことは考えておりませんでした。
彼の頭の中には、世間体などありません。
それは保証いたします。
2008.10.28(Tue)01:16 | お狂 #- | URL [ 編集 ]
イベントと次回の打ち合わせが続き、パソコン開いてもライブスケジュールを更新するだけの日々で、ご無沙汰でした。
ダイナ君の気持ちの推移はともかく、さっぱりとした未来が見えれば子供は頑張るものですよ。そして大学で学び、資格や技術を身に付けても、また社会に出る時の職業選択というのは岐路に立たされるのでしょう。そのときにまた別の夢が膨らむか、この道をまっすぐ行こうか、とかね。親はふたたび話を聴き、背を押してあげれば良いんじゃないかな。
うちの子も経済学を学んでから、逆に趣味のコンピュータープログラムの方へ就職しました。
僕はといえば・・・趣味も仕事も見境が無くなって同時進行して来ちゃいました。この道、という根っこもゴールもないふわふわな親ですわ。
2008.10.28(Tue)14:12 | みゆき #ulujXjxo | URL [ 編集 ]
お狂さんもお疲れさまです。
進路を真剣に考えてる子があまりいないって
先日進路の先生がおっしゃってました。
そんなこと思えば、親子で真剣に取り組む姿は
見習わなくちゃいけないと深く反省です。
2008.10.28(Tue)23:26 | とら。主 #- | URL [ 編集 ]
全部楽しく読ませていただきました。
大学選びをしているうちに色々とやりたいことが変わってきて・・・。
なんだかそういうのっていいなぁって思いましたよ。
確かにダイナ君には無理なお仕事もあるでしょうけど、それでも興味があるものが見つかった。
それって大きな成果な気がします。
何の目標もなくやってきた私は、人生やり直したい・・・と表しまいましたよ〜^^;
でも、その当時は親の言うことなんて聞く耳持たなかったのかも知れないですね〜。
素直なダイナ君だからこそ、そういう選択も出来たのかも知れないなぁ。
2008.10.29(Wed)13:01 | ナツママ #- | URL [ 編集 ]
ふわふわな親とは、またおもしろい表現ですけど。
雲みたいなものを想像してしまいましたが、
とりあえず、ライブお疲れ様でした。
もう若くないんですから、多少のセーブは必要かもしれませんよ。
って、私は奥様ではないですが、
でもおっしゃるとおり、まだこれから大学在学中に
二転、三転あるかもしれません。
ここから先は自分一人で考えていくでしょう。
私の人生じゃないもんな。
なんか、寂しかったりして。
あ、子離れできないと、またみゆきさんに叱られそうですので、
このくらいで。
2008.10.30(Thu)02:23 | お狂 #- | URL [ 編集 ]
ダイナ君の担任の先生は、詳しい推移をご存知ないので、
「この親子、面談のたびに、言うことがかわってる」
と思われているやもしれません。
本当はもっと早くから、「あーでもない、こーでもない」
と言っておくべきなんでしょうが、
ちょっと右往左往しましたね。
でも、その方向転換に親として関わることができたこと。
これはよかったかなと思います。
もちろん、ダイナ君が一人で決めてくれたら、
それにこしたことはないですが、
話し合って決めることができて、
よかったかなと思います。
2008.10.30(Thu)02:29 | お狂 #- | URL [ 編集 ]
私もですね、今から大学で学びたいですよ。
学ぶ時期が終わってから、本当にやりたいものが
見えてくるのかもしれません。
というか、社会に出て初めて、
自分が客観的に見えてくるのではないでしょうかなあ。
また、現在の自分にとって、勉強の意味が若い頃とは
違ってきておりますね。
今更、経済学を勉強しようとは思いませんが、
動物行動学なんか学ぶことができたらなあと思います。
2008.10.30(Thu)02:31 | お狂 #- | URL [ 編集 ]
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Author:お狂
大学三年生の娘ぶんちゃん(猫担当)と大学一年生の息子ダイナ君(爬虫類、特に亀と恐竜担当)の母親。 先天性代謝異常メチルマロン酸血症のダイナ君と過ごすうえでの出来事、社会に対して思うことなど、動物愛護とは関係ない日もしばしば。 画像提供:ぱたぱたアニメ館(http//www.pata2.jp/index.html)
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